【ITニュース】米アマゾン、日本にデータセンター設立
2日、米アマゾン・ドット・コムの子会社である
米アマゾン・ウェブ・サービシズが東京地区にデータセンターを開設しました。
今現在センターが所在しているのは、
米国西海岸と東海岸、アイルランド、シンガポール。
日本は次いで5番目となります。
以前は国外に設置されていたセンターを利用していたゆえ、
アマゾンEC2サービスを利用する際は通信時間の
遅延(レイテンシ)がネックとなっていました。
今回テストをした顧客によれば、
ネットワークの遅延が数ミリと大幅に低減されているということです。
ちなみにアマゾンEC2サービスとは
正式名称がAmazon Elastic Compute Cloudといい、
アマゾン・ドット・コムが開発者向けに提供する
クラウドコンピューティング環境のことをあらわします。
日本語によるサポートのサービスも2日から開始。
無償のベーシックサポートと有償のプレミアムサポートの2種類があり、
ベーシックでは日本語の技術サポートを提供、
プレミアムでは24時間365日体制で待機している
技術サポートエンジニアにより、対応をしてもらえるとのこと。
既に、三井物産やソーシャルゲームで有名な
ジンガ・ジャパン、gumi、クッキングサイトで有名なクックパッドなど
様々な企業が東京データセンターの利用を表明しています。
障害が発生した場合でも
他に影響が及ばない設計をして可用性を高めたといいます。
規模は大きく、世界でも屈指の規模となりえるとの発表がありました。
詳しい発表は、以下Amazon.Web Serviceの
公式ブログよりご確認いただけます。
「Amazon Web Servicesブログ」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://aws.typepad.com/aws_japan/
今後日本の企業も多くAWSのデータセンターを
利用し始めることになると思われます。
ユーザー側、もしくはにとって利便性が
高まるのはとても良いことです。
クラウド社会が更に一般化し、
必要なときにだけ、データに接するということが
当たり前の環境になっていきますね。
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