【ITニュース】中国におけるSNS,動画配信サイト
YouTubeやニコニコ動画など、ネットを介して
動画を閲覧する、そのサービス利用者は年々増えています。
日本だけに留まらず、人口の多い中国だと
当然のことながら早いスピードで成長しています。
いくつか動画サイトがあるようで、
その中には日本のアニメやアイドルなどの映像もあります。
一つの文化交流のプラットフォームとして、機能しているといえますね。
2006年12月に正式公開されたYouKu(ヨウク)。
2007年10月からは1日の動画視聴数が約3,000万あり、
現在では1日の平均視聴回数が、
1億5000万を超える日もあるそうです。
回数と人口を比較するのも種類が違うと思いますが、
日本人の総人口がおよそ1億3000万人ですし、
そう捉えてみると、数の多さがわかります。
中国の総人口はおよそ13億4000万人。
分母が多い分、広いマーケットだということは自明の事実です。
広告が表示されないYoukuプレミアム版もあり、
視聴は有料となりますが、高品質の番組を観ることができます。
単なる配信だけのコンテンツサイトではなく、
ビジネスモデルがきちんと立っているのではないでしょうか。
そのほかにも中国には、「Toudu」(トゥードゥ)や
http://www.tudou.com/
「56.com」などの動画配信サイトがあります。
http://www.56.com/
また、日本でいうニコニコ動画のような、文字やコメントをつけて
動画を共有し楽しむサービスを提供するサイトもありました。
いずれも著作権の問題は色々とあるようですが、
運営側も権利を侵害するようなものに対しては
適切な処置を行うといった様子も見受けられます。
そして、FacebookのようなSNSも
中国では独自で立ち上げ運営しています。
「人人网」(Renren)、というサイト。
日本でいうmixiのようなもので、実際mixiはRenrenを運営する
Oak Pacific Interactiveとパートナー契約を結びました。
同時に,Cyworldを運営する韓国のオンラインサービスプロバイダ
SK Communicationsとも手を結び、
プラットフォームをより強固なものにしているようです。
たった数年前に生まれたシステムが新しい要素を孕み、
育っていく様子をそばで見届けることができる時代。
発展途上のシステムは、いつでも可能性に満ちています。
どのように生かしていくかは
私たち次第なのだと感じずにはいられませんね。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより