【ITニュース】巧妙するクリック詐欺とセキュリティ10大脅威
IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威 2015」。
被害に合わないためにどのような対策を行えば良いのか、
まずは一人一人がセキュリティに関する意識を高く持つところから
はじめていかなければなりません。
「IPA/情報処理推進機構:情報セキュリティ10大脅威 2015」
http://bit.ly/1y4yKPR
情報セキュリティ脅威の1位に選ばれたのは、
「インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用」
昨年度のネットバンキングにおける被害総額はなんと約29億1000万円。
発生件数は1876件で、一昨年の被害総額14億600万円の1315件から
件数も金額も急増してしまいました。
個人口座も狙われていますが、法人口座も標的に。
一件あたりの額が大きかったといいます。2位以下は下記の通り。
◆第2位 内部不正による情報漏えい
→企業の従業員などによる情報窃取。アクセス権限設定や
退職した場合の権限の抹消など管理に注意が必要です。
◆第3位 標的型攻撃による諜報活動
→ウィルスを感染させたPCに外部から侵入して情報を窃取。
◆第4位 ウェブサービスへの不正ログイン
→盗んだIDとパスワードを悪用して別サービスにログイン。
情報を改ざんしたり不正利用するケースが多発しました。
◆第5位 ウェブサービスからの顧客情報の窃取
→ウェブサービスから住所や電話番号など顧客情報を盗み
不正ログインや金銭被害が発生すること。
…その他6位以下については上記IPAのサイトに詳しく掲載しています。
情報セキュリティ担当の方はぜひご確認下さい。
そして様々な脅威が増え、私たちの日常に影響を及ぼしています。
スマートフォンにおいて新たな詐欺の手口も見つかっています。
このような出来事が生じたときは、慌てたり焦って相手側に
情報を与えないよう、落ち着いて行動し消費者センターに相談しましょう。
『スマホユーザーを狙うワンクリック詐欺、
「シャッター音を鳴らす」など新しい手口に要注意』
http://bit.ly/1F871jQ(2015年4月2日INTERNET Watch記事より)
請求画面を表示するとともに、シャッター音が鳴り
「顔写真を撮られた」かのように見せる手口です。
しかし実際カメラ機能を操作しているのではなく、ブラウザ上で
音楽ファイルを再生させて写真を撮影・送信したかのように
誤認させることを狙っているとみられます。
だんだんと巧妙になる詐欺や不正利用の手口。
危険と隣り合わせにあることを理解し、十分に気をつけたいものです。
>> シーティーエスは社内PCやネットワークの管理をサポートいたします
****
弊社では、保守サービスやサポートに関する
facebookページを立ち上げています。
セキュリティの問題や脆弱性の情報を
毎日ピックアップして掲載しておりますので
よろしければお立ち寄りください。
ITサポート&サービス情報局【CTS】facebあookページ
http://www.facebook.com/ITsupport.service
今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。