【ITニュース】未来は選べる?iPhoneキャリア問題
apple社が販売するiPhoneが、いろいろと物議をかもしています。
現状日本では、ソフトバンクモバイルが販売していますが、
先日ニュースではKDDIが販売に乗り出すと話題になりました。
実際正式な発表ではないようで、
新機種発表会でもKDDIの田中孝司社長は、
iPhone関連の話題はノーコメントを貫きました。
「iPhone、KDDIの死角」(日経ビジネス9/28記事より)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110928/222870/?rank_y&rt=nocnt
この問題で一時KDDIの株価は急上昇して年初来高値を更新。
代わりに、ソフトバンクは大幅下落しています。
しかし、今回田中社長がノーコメントを貫いたことで、
KDDIも大幅に下落した形となりました。
appleは10月に新しいモデルであるiPhone5を発売する予定です。
回線はそのままソフトバンクが引き継ぎますが、
こちらは「電波の入りが悪い」との評判もあります。
KDDIのiPhoneが発売されるまで、
控える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも、今回の出来事で孫正義社長は
「ソフトバンクはappleと独占契約を結んでいるわけではない」
と述べています。
この問題の背景には、おそらくappleの作戦変更が
大きく関係していると思われます。
以前までは一つのキャリアと契約するのが常でしたが、
アメリカではVerizonというキャリアに加えて
Sprintというキャリアでも販売が決定しています。
販売枠を拡大することが狙いにあるのかもしれませんね。
apple側は販売権を与えるに際して、
厳しい条件を提示しているとのこと。
ソフトバンク一社では、弱いと考えたのでしょうか。
また、docomoによるAndroidの猛追撃があり、
Googleの勢いをなんとしてでも落ち着かせたいのかもしれません。
携帯電話の需要が大いにある日本だからこそ、
iPhone利用者をぐんぐんと延ばすには、
もってこいなのかもしれませんね。
KDDIの新しいコンセプト、「未来は選べる」。
以前は「ワクワク感」をスローガンに掲げ、
Windows Phoneや音楽配信サービスなど取り組んできましたが、
今後はiPhoneをも選べるようになる、とのことなのでしょうか。
「「未来は選べる」──選べる自由を掲げるauの新コンセプト」(ITmedia 9/26記事より)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/26/news103.html
どのように展開するのか、実に楽しみですね。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより