【ITニュース】証言や映像のデジタルアーカイブ化と記憶を語り継ぐこと
東日本大震災から今日で5年の月日が経ちました。
震災当時の出来事を風化させないために、当時の証言や
ニュース報道をまとめるなどデジタルアーカイブ化が進んでいます。
過去の写真や映像を見たりすることは、心が痛くなるものもあれば
目を覆いたくなることもあるかもしれません。
大切なのは、忘れないこと、未来に繋いでいくこと。
当ブログ筆者も自分自身にできることは何か、問い続け、行動し続けていきたいです。
インターネットの大手検索エンジンやウェブサービスなどでも
この時期に合わせて震災を語り継ぐ特設ページを設けています。
いくつかご紹介しようと思います。
■「3.11、検索は応援になる。Search for 3.11」
http://fukko.yahoo.co.jp/
Yahoo!JAPAN内で本日3月11日に「3.11」と検索した人1人につき
10円を被災地の復興支援団体に寄付するというもの。
ヤフー株式会社は2014年からSearch for 3.11プロジェクトを開始し、
2014年は2568万3250円、2015年は2918万2780円と金額は前年度を
上回る結果となりました。
■「未来へのキオク」
https://www.miraikioku.com/
Googleは被災地のストリートビューを更新しています。
2015年6月~2016年1月にかけて岩手県、宮城県、福島県、茨城県内の
59市19町4村を撮影し公開。特設サイト「未来へのキオク」で、
震災前の様子も合わせてご覧いただけます。
■「Amazon.co.jp 「記憶の継承」プロジェクト」
http://www.amazon.co.jp/gp/browse.html?node=4160115051
私たちが忘れてはいけない「記憶」をデジタルアーカイブ化し、
人々の声や記憶を広く共有、いつでも触れられるように
無料で公開していくというAmazon.co.jpのプロジェクト。
当時の出来事の証言をオーディオやKindleで再生、ダウンロードできます。
■「忘れない 震災犠牲者の行動記録」
http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/koudou/koudou_top.html
岩手日報社が公開した「忘れない 震災犠牲者の行動記録」では
地震発生時から津波襲来時までの犠牲者の避難行動を、
赤色(女性)と青色(男性)の線の動きで確認することができます。
犠牲者が避難時、どのように移動したのか、どこに集まったのかなどを
分析し、今後の教訓として残していくとしています。
■NHK東日本大震災アーカイブス震災5年特集「地震発生から72時間」
http://www9.nhk.or.jp/311shogen/5year/
NHKの報道を地震発生時から72時間と時系列に並べて、
当時の出来事を見つめ直すことを目的としたアーカイブです。
災害状況の映像は精神的なストレスを感じられる方も
いらっしゃる可能性がありますのでご自身の判断でご視聴下さい。
この時代だからこそ、残すことのできる資料・データがあります。
記憶を風化させず減災と防災に日々取り組むこと、そして時間が
どれだけ流れようと自身にできることは何か、しっかりと考え続けていたいです。
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより