データ・ソフトウェア関連
OS【operating system】
Operating Systemの頭文字をとったもので、コンピュータを制御したり全体を管理したりするソフトウェアです。パソコン向けとして広く利用されているのはMicrosoft社「Windows」やApple社の「Mac OS」、サーバー向けとしてはLinuxなどが挙げられます。ユーザーインターフェースはCUIかGUIを採用します。スマートフォンにおいては、Apple社「iOS」またはGoogleが開発した「Android」がOSの主流となっています。
SDN【software defined networking】
Software Defined Networkingの頭文字をとったもので、ソフトウェアによってネットワークの構造や構成、設定などを作成・変更できる技術の総称を表します。ネットワーク仮想化ともよばれており、物理的な制約から離れつつも目的に応じてネットワークを構築することができます。
DBMS【database management system】
DataBase Management Systemの頭文字をとったもので、データベースの構築や管理をおこなうものです。情報の追加・更新・削除などを効率的にし、専用言語であるデータベース言語が用いられます。
ミドルウェア【middleware】
アプリケーションソフトを開発したり稼働させたりするために活用されるソフトウェアを意味します。OSとアプリケーションの中間に位置しており、ミドルウェアがあることでソフト開発やシステム構築が効率化されます。
リナックス【Linux】
OSの一種で、ネットワーク機能やセキュリティに優れており非常に安定した基本ソフトウェアです。必要な機能だけを選びOSを再構築することができたり、自由に改変・再配布することができます。学術機関を中心に普及していますが、最近ではデジタル家電などにも組み込まれるなど機器の応用が広がっています。
コンパイラ【compiler】
プログラムのソースコードをコンピューターが実行できる形式であるオブジェクトコードに変換するソフトウェアです。また、変換する処理を「コンパイル」と表します。CPU固有の機会の言葉に変換する際は「ネイティブコンパイラ」とよばれています。
ビット【bit】
コンピューターが扱う情報量の基本単位です。1ビットは2進法で表すと「00」「01」「10」「11」の4通りとなり、2ビットは4種類の情報を表現することができます。現在では2の32乗である32ビット、64乗である64ビットなどのコンピューターがあります。
シェアウェア【shareware】
ソフトウェアにおいて、一定の試用期間を経たのち継続使用に費用が発生するライセンス形態のひとつ。試用期間の最中は、機能に制限が設けられていたり、支払表示の画面が表示されることがあります。
ソースコード【source code】
人によって記述されたコンピュータプログラムの元となる文字列。そのままではコンピュータ上では動かず、コンパイラなどのソフトウェアを用いて認識される形式に変換・実行されます。
オープンソース【open source】
ソフトウェアの設計図である、ソースコードを無償で公開し、自由にソフトウェアの改良や再配布ができるようにすることです。Open Source Initiativeによるオープンソースの定義は、再配布が可能なこと、ライセンスを分配することなどを挙げています。