【ITニュース】外国人観光客増加へのおもてなしと需要が高まる民泊サービス
日本を訪れる外国人観光客が増え続けています。
観光局が発表する資料によると、2015年9月時点で
今年の訪日外国人観光客は1448万人を達し史上最多となる見込みです。
東京だけでなく関西でも観光客に向けて「おもてなし」を
提供するサービスなど様々な取り組みを進めています。
『外国人観光客:会話でおもてなし 駅案内スタッフ、
タクシーに通訳システム…関西で普及、東京も関心 /京都』
(2015年11月10日毎日新聞記事より)
http://bit.ly/1SMQI4x
多言語表示板を置くだけでなく、
直接対話をして案内・誘導を行うように配慮したり
タクシーでも五か国語の通訳と24時間連絡をとれる
システムを導入したりと、会話を重視したおもてなし
を行っています。
外国人観光客の急増の理由としては、
空港の欧米路線の開設や円安の影響、中国や東南アジアに
対してのビザ条件緩和などが挙げられています。
しかしながら観光向けホテルだけでなくビジネスホテルも同時に
稼働率が高くなってしまい、首都圏や地方にいるビジネスマンが
出張などの機会においてホテルが利用できないという問題が発生。
そこで、今注目されているのが「民泊」という宿泊形態です。
空いている部屋を有償で第三者に貸し出すことを意味し
宿泊したい客と宿をマッチングするソーシャルサービス
「Airbnb」(エアビーアンドビー)も登場しています。
政府でもこの民泊に関して規制をゆるめる方針を打ち出しており、
大田区では広く民泊を許可する条例が制定されるようです。
空き部屋を宿泊所として有効活用するのはお互いにメリットが
生まれますよね。一方で当然のことながら部屋を宿として
きちんと管理しなければなりません。
自分が所有する部屋の値段設定は難しいところですが
Airbnbでは、時期などによって変動する価格を機会学習によって
生成したアルゴリズムで予測ができるツールを発表。
誰でも簡単に民泊ができるようになるかもしれませんね。
『宿泊料金はアルゴリズムが決定、米Airbnbが
「Smart Pricing」を発表』(2015年11月13日ITpro記事より)
http://nkbp.jp/1lmClZJ
「Smart Pricing」という機能は人間が関与せずに
イベントの有無等の宿泊需要動向と物件の立地条件等の
価格弾力性を考慮しながら、売上が最大になる宿泊料金を
決定します。
2020年に向けて引き続き観光客を迎え入れて、丁寧な
おもてなしができる環境を作り上げていきたいですね!
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