【保守サポート】VDI実現のシンクライアント・ゼロクライアント
本日もITサポートに関する用語を解説してまいります。
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
http://www.e-cts.jp/?p=489
本日ご紹介するのは「仮想化」について。
ネットワーク管理者の方は耳にすることの多い用語かと思います。
メモリやディスクやハードウェアなどを、統合・分割して
利用する技術をあらわします。
複数のハードディスクを連携し1台のディスクであるかのように扱い
耐障害性や保存性を高めるストレージ仮想化や、
サーバーの余剰リソースを有効活用するサーバー仮想化、
そのほかにネットワーク仮想化など様々な用語で使われています。
そして、デスクトップ環境を仮想化したのが「VDI」です。
Virtual Desktop Infrastructureの頭文字をとったもので、
デスクトップ環境をサーバー上に集約し、個々人がPC等の端末から
自身のデスクトップ環境を呼び出すことが可能です。
いつでもどこからでもネットワーク経由で、
いつもの環境で作業ができるので、
利便性が高く、一段と注目されています。
上記のVDIで主に用いられるコンピューターが
「シンクライアント」です。
シンクライアントとは社員が使うコンピューターに、
表示や入力など必要最低限の機能だけを搭載した
クライアントを意味します。
ハードディスクを搭載せず使える機能を絞っているので、
低価格にて導入することができます。
サーバーを通じて、アプリケーションの実行を行うので
実際は通常のクライアントと同様の作業が行えます。
そしてVDIを実現するためだけに特化したものを
「ゼロクライアント」と呼びます。
シンクライアントよりも更に機能を最小化し、
管理負荷の削減を追求しています。
また、USBメモリでWindowsを実行することができる
「Windows To Go」という端末もありますので、
ご興味のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
『USBメモリでWindowsを持ち運ぶ「Windows To Go」の実力は? 』
(2014年2月13日ITmedia記事より)
http://bit.ly/1eRBgDC
ローカルストレージに情報を残さないので
紛失の心配がなければ立派な情報漏洩対策となりそうです。
その他「IT保守サポート用語集」では様々な用語をHPに掲載しています。
ブックマークなどに入れて、ぜひご利用下さいね。
http://www.e-cts.jp/?p=489
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弊社では、お客様のPCやサーバーの管理などを
専属のサポート部門として代行するサービスを行っております。
「ITサポート&サービス」
http://www.e-cts.jp/it-support/
ネットワーク環境などでお困りの方は、ぜひご覧ください。
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより