【ITニュース】時代とニーズで拡がる市場・定額制音楽配信サービス
いつでもどこでも音楽を聴ける、音楽のストリーミングサービスが人気です。
世界的にみても2015年はストリーミングサービス元年とよばれるほどで、
日本国内で新たに開始した定額制音楽配信サービスもいくつかあります。
サービスには数ヶ月無料で試すことができる無料会員があり、
月額1000円程度で無制限に聴くことができる有料会員もあるので
無料会員から有料会員へとそのまま移行する方も多いのかもしれません。
一方でストリーミングが人気になると音楽を購入し自身のPC内に
データを取り込むことも少なくなるのではないでしょうか。
実際ダウンロード販売数は減少しているというデータもあるようです。
『米音楽市場、ストリーミング増加でダウンロード販売が減少、
レコード盤は好調──Nielsen調べ』(2016年1月12日ITmedia記事より)
http://goo.gl/Oez3P3
米調査会社Nielsenが発表した調査によると、
ストリーミングの利用は前年比83.1パーセント増となりました。
しかしオンラインでの楽曲ダウンロード販売は前年比12.5%減少。
またアナログLPレコードは過去10年間の間順調に伸びており
2015年には1200万枚が売れたといいます。
人気アーティストが新譜や旧譜を改めてLPレコードで
発表していることも大きく影響を与えています。
同時に、ここ数年ではスタイリッシュなレコードプレーヤーも
登場し音楽を聴く方法が自由に、より好きなように選べる時代に
なったといえるのではないでしょうか。
とはいえアプリケーションをインストールすれば
簡単に音楽に触れられるストリーミングサービスは利便性が高く、
今後も利用者数は着実に増えていくと予想されます。
『定額聴き放題の音楽配信「Apple Music」が開始6カ月で有料会員1000万人を獲得』
(2016年1月12日THE HUFFINGTON POST記事より)
http://goo.gl/dyKrvZ
「Apple Music」は2015年6月にAppleが開始したサービス。
月額980円(9.99ドル)で音楽が聴き放題で、
日本を含めて100以上の国や地域で開始しています。
半年の間で1000万人もの有料会員を獲得しました。
ちなみにスウェーデンが提供する音楽配信サービス「Spotify」は
2008年にサービス開始・世界で6000万人に利用されていますが
有料会員1000万人を獲得したのは2014年、6年の時間を要しました。
現在会員数は増え2000万人に達しているとのこと。
この数字をApple Musicはあっという間に追い抜く可能性があります。
サービスが時代に追いついて定着すれば
一気に人々に認知され市場が拡大していく。
つまりサービスはそれ自体の”良し悪し”だけでなく、
人々のニーズや時代とともに成長していくのではないでしょうか。
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