【ITニュース】今年のセキュリティ動向は
2011年のセキュリティレポートや動向が
シマンテックやトレンドマイクロにより続々と公開されています。
「2011年は標的型攻撃が増加、1日で80件を確認」—-シマンテック
セキュリティ動向を発表、「攻撃の粗雑化」も目立つ
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20111222/1039885/?rt=nocnt
今年の攻撃は特定の企業や個人をねらった
標的型が多かったとのこと。
2005年では1週間に1件ほどでしたが、
今年は1日で最大80件も確認されました。
攻撃はメールなどで行われ、
その内容は不自然でない工夫をされています。
特定の企業であれば誰でもよい(=無差別標的)
といえるほどに、数は増えています。
以前では狙われる対象が国の機関で
あることが多かったのですが、
現在は一般企業にも広がっています。
東京電力も震災以降、標的型攻撃を受けていましたね。
徐々に規模も大きくなっているとのこと。
スマートフォンを狙った脅威も拡大しました。
アプリを経由して個人情報を抜き出したり、
利用時の不安要因として大きい「紛失」や「盗難」、
第三者やウイルス感染による不正利用などだったり、
多くの危険にさらされている状況も浮き彫りになりました。
そして社会インフラを狙う
高度なマルウェアが増えていることも事実です。
来年のセキュリティ動向は、
今年増加した標的型攻撃がさらに悪質化し、
同時にサイバー犯罪の取り締まりが強化されると予想されます。
「2012年は標的型攻撃がエスカレート、SNSも注意が必要。トレンドマイクロ予測」
http://is702.jp/news/1066/partner/101_g/
フィッシング詐欺やサイバー攻撃は後を絶たず、
刑法でもサイバー刑法が6月に成立し、
容疑者が既に検挙されています。
インターネット上において、著作権などもそうですが、
今以上に厳しく取り締まりが行われることとなりそうです。
プライバシーの観点からは、企業側は個人のSNSなどで公開した
個人の情報に、より気を配る必要がでてくるかもしれません。
個々人の情報流出は後を絶たない中、それぞれは「意識」を高め、
より安全なネット社会を作り出していくことができればいいですね。
来年はどのような年になるのか、
まだ私たちにはわかりかねますが、
それでも安全で血の通った優しさがある
インターネットであってほしいと思います。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより