【ITニュース】タブレット端末の動向
本日の朝刊を読んでいて、気になる記事がありました。
「タブレット端末、日本投入 台湾アスース 来年前半にも」
(2010/10/15*日本経済新聞朝刊15面記事より)
ネットブックで一躍名をはせた台湾アスースが、
「EeePad」という名のタブレット端末を発売するそうです。
タッチパネル搭載で、厳密なサイズや基本ソフト(OS)はユーザーのニーズに合わせて検討
。日本でのシェアを現在の9位から11年には5位以内まで引き上げるという目標も掲げています。
iPadが発売されてからというもの、タブレット端末の話題が度々登場しますね。
先日のCEATECJAPAN2010にも沢山の新製品が紹介されていました。
どのような業務で利用するかはさておいて、今後も更なる普及が見込まれます。
そういえば、先日次世代メモリーの開発が進んでいるとの話を耳にしました。
「ReRAM」という抵抗変化式メモリーだそうで、
抵抗の違いによって情報を記録する仕組みのものです。
素子構造が簡単なため回路の微細化で性能を上げやすく、
携帯情報端末やPCの記憶装置などでの採用が期待されているとのこと。(2010/10/13*日本経済新聞より)
性能の良いメモリーに、持ち運びが便利なタブレット端末。
機械と情報に氾濫する中で、本当に大切なものは何かを見失わないようありたいものです。
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翻って、今朝の朝刊をみてみれば台湾アスースの下にこのような記事も。
「タブレット端末発売延期 ■オンキヨー■」
タッチパネル式のタブレット型PC「TWシリーズ」の発売を
当初予定の10月中旬から11月上旬に延期するそうです。
企業から営業社員向けなどの受注が多く、部品調達が間に合わなかったとのこと。
発売前に部品調達のトラブルで販売が遅れるのは仕方の無いところですが、
機械のあるところに問題はつきものです。
さらにどのタブレット端末であれ購入はできたとしても、
その後の保守やメンテナンスは一体どうなるのでしょう。
新しいガジェットを手にした喜びと同時に、大切に扱う責任も伴ってくると思います。
タブレット端末は今後誰もが利用するツールになるかもしれません。
流行や先端技術の影にある、本当の有意性をきちんと把握し大切にしていきたいですね。
今週もお読みいただきありがとうございました。
シーティーエス株式会社