【ITニュース】サポートサービスが終了すると
つい先日、米Microsoft社はWindowsXPの更新サポートが
2014年の8月8日で終了することを発表しました。
Windows7が発売されてもまだなお、高いシェアを誇るXP。
現在でも「延長サポート」というフェイズに入っており、
必要最小限の更新が提供される状態となっています。
それも2014年に終了し、1000日を既に切ってしまったというところ。
WindowsXPの更新がストップするということは
現役として利用するのに、危険が伴ってしまいます。
セキュリティも最新のものは手に入れられず、
問題が見つかったとき緊急に発行される修正プログラムである、
ホットフィックスの提供も止まります。
常にウィルスの危険と隣り合わせになってしまうのです。
米MicrosoftのStephen Rose氏は、
「With only 1000 days left of extended support, don’t you think it’s time to retire Windows XP?」(WindowsXPをそろそろリタイアすることを考えてみては?)というタイトルで、WindowsTeamblogに、サポート終了の理由などを投稿しています。
「With only 1000 days left of extended support, don’t you think it’s time to retire Windows XP?」記事
http://windowsteamblog.com/windows/b/springboard/archive/2011/07/11/with-only-1000-days-left-of-extended-support-don-t-you-think-it-s-time-to-retire-windows-xp.aspx
販売開始から、長い間人気の高かったWindowsXP。
企業には多く導入されており、2011年においても
シェアはまだ51パーセントもあるそう。
新OS導入に時間がかかる企業にとっては、
少しずつ対応に迫れられることになります。
セキュリティ更新がないまま企業が利用すると、
情報流出やウィルス感染の危険が高まり、
被害は大きくなってしまいます。
XPを利用しているユーザーは勿論のこと、
周囲で利用している方にも声をかけたりして、
引き続き関心を持っていかなければならないと思います。
関連してWindowsの製品ですが、
以下のサポートは13日で終了したとのこと。
Windows Vista Service Pack 1(32 ビット版/64 ビット版)
Windows Server 2008 製品出荷版(32 ビット版/64 ビット版)
Microsoft Office XP(Excel、Word、Outlook、PowerPoint、Access、Visio、FrontPage、Publisher)
NET Framework 3.0、3.0 SP1、3.0 SP2、 3.5
Exchange Server 2007 Service Pack 2の5種類。
常に最新版の状態にしておくのは
金銭的にも利便性においても、
そう簡単なことではないかもしれません。
ただ、使い慣れたものが本当に便利なのか、
新しい製品では大幅な時間をショートカットできるかもしれないなど
現在保持している端末に依存しない形でいられたら、
PCとの付き合い方も、うまくいくのではないでしょうか。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより