【ITニュース】ソーシャルメディアキャンペーンの動向
2012年も様々なソーシャルメディアを活用したキャンペーンが開催されました。
ARが出てきた頃は、その新しい技術を利用することで
話題にもなっていましたが、今はトレンドも大きく変わりつつあります。
昨年の動向は、このとおり。
『【1年間の総まとめ】7つの傾向で振り返る!
2012年話題のソーシャルメディアキャンペーンまとめ』
(ソーシャルメディアマーケティングラボより)
http://smmlab.aainc.co.jp/?p=16369
こちらのサイトでは、大きく7つに分類しています。
1.コミュニケーションを楽しむキャンペーン
2.友達巻き込み型キャンペーン
3.動画活用キャンペーン
4.ゲーム感覚が楽しいキャンペーン
5.リアルタイム性を活かしたキャンペーン
6.O2O(=Online to Offline)キャンペーン
7.他メディア連動キャンペーン
参加者からアイデアを募集し、それを実現するもの。
また、ネットの中だけでなく、実際に
その場所に行って「チェックイン」することで
キャンペーンに参加する、という
O2O(=Online to Offline)の企画もありました。
動画を活用するものも多くみられましたね。
文字や写真よりも、映像のほうが
より多くの情報を伝えやすく、
言語を越えることもそれほど困難ではないのかもしれません。
また、思わず「シェア」をしたくなるようなもの、
ゲーム感覚でつい参加したくなるもの、など
心理的にツボをくすぐるようなものが人気だったとのこと。
ちなみに、大きくコンテンツを新しく作成するというよりも
現状あるものに加えて、宣伝方法を少し変えただけでも
プロモーションが大成功になった事例があります。
それは、こちらのプロモーション。
『大成功した「食べ放題」の「次」に
ケンタッキーが仕掛けたソーシャルメディアキャンペーン』
(1月17日ITmediaマーケティング記事より)
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1301/17/news004.html
去年の7月に実施した「チキン食べ放題」のキャンペーン。
“主要なWebメディアの記事がソーシャメディアで拡散した数を合計すると、
「はてブ448個」「ツイート5815回」「いいね! 971人」”とあります。
実際にはそれを数千人・数万人が拡散していると想定されるので
視認された総数は数えきれないほどだと思われます。
また、視認された上で、そのキャンペーンに好意的でないと
情報は良い方向に流れません。
実際のところ、キャンペーン参加のコメントでは
必要ではないにも関わらず好意的なエピソードやコメントが
書かれていたそう。
これはソーシャルメディアキャンペーンに限った話ではありませんが
「自発的な行動」を促すのは、仕事において大切なことですよね。
「○○をしなさい」と伝えるよりも
「○○をするように促す」「○○をすべきだと気付く(悟らせる)」。
そこには大きな差があるように思います。
ソーシャルメディアのキャンペーンは、
特に実名である必要もそれほどないので、
比較的正直な反応が返ってきます。
この例は、コンテンツがしっかり存在している上で、
ソーシャルメディアの特性を理解した良い一例といえますね。
あるキャンペーンでは、企画を募集するというより、
クリエートするという「二次利用」のプロモーションもありました。
『クリエイターを起点に人為的にバズを起こす
「二次創作」という新手法』
(1月15日ITmediaマーケティング記事より)
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1301/15/news013.html
16つの映像クリップを、ユーザーが
自身の手で再編集し、自分だけのミュージックビデオが作成できるというもの。
人気があったものは、多くのビューを集めています。
単純に、何かを提供するだけでなく
「自然とそうしたい!」と思わせる仕組みづくり。
それはもしかすると、ソーシャルメディアキャンペーンにおいて
「新しい技術」や「話題性」以上に、重要なのかもしれませんね!
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより