【ITニュース】SNSに掲載する写真のExif情報に気をつけましょう
家族旅行や友人とのお出かけで撮影した写真を整理して、
「楽しかった!」「こんなこともあった!」と思い出を辿り、
お気に入りの写真をSNSにアップロードする。
その行程の中で、皆さまはプライバシーを意識していますでしょうか。
後ろに映り込んだ他人の顔がはっきり映る写真を
不特定多数の人が見れる場所に掲載していませんか?
身近な友人だと直接「あの写真を出さないでほしい」など
写真の公開を差し止める連絡を入れられますが
映り込んだ他人は全く知らない人物に自分の居場所を
掲載されるので、文句の言いようがありませんよね。
そもそも自分自身は把握できなくとも、
第三者が発見して、プライバシーにまつわる情報を
あれやこれやと流してしまう可能性もあり得ます。
見ず知らずの他人が映る写真には、配慮と工夫が必要です。
自分さえよければいいというわけにはいきません。
「ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を
~ブログやSNSに投稿した写真からプライバシー漏洩の可能性~」
IPA情報処理推進機構:2015年5月の呼びかけより
http://bit.ly/1F96i7J
公共の場所で撮影されたものだと肖像権や
プライバシー侵害に繋がる恐れもありますね。
他にも、カメラに付属した写真情報にも気をつけましょう。
「Exif情報」とよばれるその情報はExchangeable image file formatの
頭文字をとったもので、撮影日時やメーカー、モデル名、シャッタースピードや
絞りなど様々な情報が含まれています。中でも問題なのはGPS。
Global Positioning System、通称GPSは人工衛星が発信する電波を
利用して緯度・経度・高度などを割り出し特定します。
この情報が写真に含まれている場合は、トラブルに発展しかねません。
最近はSNSにアップロードする際、自動的にExif情報を
削除するものもあるようですが、事前に確認しておきたいですね。
もちろん、写真だけでなく文字だけの発信でも
同様のことが言えますね。
意図しない間に位置情報が付いていることもありますので
自分だけでなく周囲に迷惑がかからないよう、プライバシーに
配慮し、定期的に設定の見直しも心がけたいですね。
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。