【ITニュース】Skype障害―復旧のカギとなるのは
先日Skypeが大規模な障害を起こし、
一時利用できなくなる状態に陥りました。
Skypeは現在2500万人のユーザーがいて、
インターネットを介し無料で通話やビデオ会話、
IM(インスタントメッセージ)を送れるというものです。
近頃ではauアンドロイド端末にも、
このアプリが導入され話題にもなりましたよね。
「無料のインターネット通話と電話への格安通話―Skype」公式HP
障害の原因は、『スーパーノード』にあったようです。
スーパーノードとは、サーバーの役割になる端末のこと。
個々の端末が一時的にサーバーを担って
中央サーバーのないSkypeのインフラを整えます。
Skypeソフトウェアには、
初期段階からこの機能がインストールされています。
ただしそこからスーパーノードとして選ばれるには、
・インターネットの接続回線が高速であること
または
・グローバルIPアドレスを保持していること
等、様々な条件が必要となります。
Skypeでは、スーパーノードか普通の一般ユーザーかに振り分けられますが、
ユーザー側から、自分がどちらであるかを知ることはできません。
障害が起きた理由として、
そのスーパーノードが一時的にオフライン状態になり
接続回線がうまく繋がらなかった、というわけでした。
現在はこの障害の解決策として、
新しい『メガ・スーパーノード』をエンジニアが開発する、と発表しています。
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私も普段、Skypeをよく利用するコアユーザーです。
仕事用とプライベート用を分けており、
プライベートではPCの電源を入れている間、常時ログインをしています。
本当に重要なやりとりをSkypeですることはありませんが、
仕事用でIMを使用しているとき、障害があっては非常に困ります。
メールや電話といった別の手段も使えますが、
Skypeはやはり便利なので、どうしても頼ってしまうのです。
そのような役立つソフトウェア等、
不具合が起きてからでは遅いですよね。
PCの保守サポートに関しても同様です。
「故障してから問い合わせればいい」
と考える方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしその場合だと費用も高額にもなり、
対応も遅れ、思うようなサービスを受けられない場合があります。
そのためには事前に保守体制を構築しておき、
「どんなトラブルがあったとしても、安心だ」
という環境をつくっておくことで、
お金に換えられない価値と安心感を培っておきたいものです
それは、なにも大きな病院に通うものではなく
かかりつけのお医者さんを見つけるようなことです。
どんな些細なことでも相談に乗り、
サポート体制を一緒に考えていく。
弊社は、そんな存在でありたいと思います。
PCが抱える問題になるべくはやく「気づき」、慮ってあげてください。
毎日向かい合うPCは、大事な仕事のパートナーです。
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今年は皆様、どのような年になりましたでしょうか。
弊社は9月に無事二年目をむかえ、
この『IT・保守サポートの日誌』ブログを立ち上げるに至りました。
拙い文章ではございますが、
いつもお読みいただき、感謝の念でいっぱいです。
今後も皆様にとって
役立つ情報や、面白いニュースなど
保守サポートにかかわるトピックスをお伝えできるよう
精進して参るつもりでございます。
2011年も、何卒よろしくお願いいたします。
そして翌年が皆様にとって良い年でありますように
ご多幸をお祈り申し上げます。
今週もお読みいただき、ありがとうございました!
シーティーエス株式会社