【ITニュース】シェア95%を追うAndroid端末
26日の日経新聞朝刊に、こんな記事がありました。
「NECビッグローブ小型タブレット端末発売、12月6日」
その名は、「Smartia」 というそうです。
Android 2,1搭載、重さは350gで7インチサイズの画面だそうです。
このサイズの端末は、ほかにもいくつか登場していますよね。
ドコモのGALAXCY Tabも7インチ、
少し小さめになりますが、5,5インチSHARPのGALAPAGOS等々、
スマートフォン以上、iPadなどのタブレット端末以下の
小型端末の発売を、近頃では多く耳にします。
ちなみにGALAXCY Tabは、26日の発売です。
サムスン電子が開発、先月中旬から世界30カ国で販売をはじめ、
現在では世界市場供給ベース販売数60万台を超えたと関連業界が明らかにしました。
今現在、小型・大型含めタブレット端末でのトップシェアは、apple社。
アメリカの調査会社によると、11月4日の時点でiPadはシェアの95%を占めています。
『The tablet wars are up and running. Apple’s iPad has jumpstarted the market and rapidly captured 95% global share during 2010. However, Apple’s huge lead will be shortlived, as a wave of Android models is set to flood the market in the fourth quarter. 』
米STRATEGY ANALYTICS「Global Tablet Vendor Market Share」より抜粋です。
簡単に要約すると、
『タブレット端末業界は非常に激化していて、
2010年現在iPadのシェアは95パーセントであるけれども、
今後は勢力を弱めていくだろう。なぜならAndroidモデルが、
この数ヶ月で溢れるように登場するからだ』
ということです。
サイズ、機能、それぞれユーザーの要望を満たした製品が
今後更に登場し、新商品販売の情報も多く飛び交うことになるでしょう。
一方で、「買った!」と喜びを得たとしても、
数ヶ月すればもっと自分の要求を満たす端末が発売されるかもしれません。
何かが社会に生まれれば、自然淘汰がおきますから、
結局のところ需要の少ない、不必要のものも同時に生まれてくるわけです。
appleとAndroidの、追いつけ追い越せといった流れ。
どうしても危惧してしまうのは、私だけなのでしょうか。
大量生産、大量消費、使い捨ての社会にはなってほしくないものです。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社