【ITニュース】検索することで繋げられる記憶と思い出
東日本大震災のあの時、自分はどこにいて何をしていたのか。
やはり、皆様は鮮明に覚えているのではないでしょうか。
少しずつ時が経過する中で収集された当時の情報が、
東日本大震災に関するデジタルデータをまとめたポータルサイト
「ひなぎく」として、3月7日から一般に公開されています。
『NDL東日本大震災アーカイブ ひなぎく – 国立国会図書館』
http://kn.ndl.go.jp/
ひなぎくという名は、下記の頭文字をとったもの。
Hybrid Infrastructure for National Archive
of the Great East Japan Earthquake
and Innovative Knowledge Utilization
花言葉は未来や希望といった意味もあり、
あわせてこの「ひなぎく」という名を付けたそうです。
このポータルサイトではNHKやFNNなどの映像資料から、
河北新報社の記者が撮影した写真資料、そしてGoogleやYahooなどの
震災アーカイブのプロジェクトにおいてインターネット上で寄せられた
写真や動画や思い出なども含まれています。
特定地域を絞って、情報を検索することも可能です。
今後防災・減災に向けて情報は更に増えていく予定ですので
節目の時だけでなくても大切な資料として目を通しておきたいですね。
また、今回の3月11日にはYahoo!検索において
ユーザーが「3.11」と検索するごとにYahoo!JAPANが
代わりに10円寄付をするチャリティーを実施しました。
当初寄付金額の上限は500万と発表していましたが、
実際検索された数は256万8325人(ユニークブラウザー数)。
想定を越える多くのユーザーが検索したため、
Yahooは上限金額を変更し検索した数×10円の
2568万3250円を寄付することになりました。
同時に震災当時、検索されたワードを時系列に沿って
可視化されたコンテンツもあわせて公開。
『「検索は応援になる」- ヤフー、震災関連キーワードを可視化したコンテンツ』
(2014年3月11日マイナビニュース記事より)
http://bit.ly/1hon2r8
動画はYouTubeにて公開され、現在(2014年3月16日19:00現在)で
再生回数は543,954回となっています。
検索というひとつの行動を起こすことは
関心を持つということに変わりありません。
年月は過ぎていきますが、インターネットが日常的な今だからこそ
身近にある情報を引き続き検索しつつ触れていきたいものです。
そのほかLINEでは復興支援のスタンプが販売開始され、
売り上げの全額を東北の復興支援のために寄付しています。
『LINE、東日本大震災の復興支援スタンプ「3.11こどもスタンプ」を販売開始』
(2014年3月12日ASCII記事より)
http://bit.ly/1kUr8N3
スタンプの販売は9月10日まで。
身近なところで支援できるのは実際現地のボランティアに
参加するよりも気軽にできるかもしれませんね!
東日本大震災から3年が過ぎ、それぞれ心境や環境の変化があると思いますが
過去の出来事は大事な教訓として、出来る限りのことを個人個人が取り組み、
次の世代へ安全で平和な社会をきちんと受け渡せるよう、つとめていきたいものです。
****
弊社では、お客様のPCやサーバーの管理などを
専属のサポート部門として代行するサービスを行っております。
「ITサポート&サービス」
http://www.e-cts.jp/it-support/
ネットワーク環境などでお困りの方は、ぜひご覧ください。
また弊社では、保守サービスやサポートに関する
facebookページを立ち上げています。
セキュリティの問題や脆弱性の情報を
毎日ピックアップして掲載しておりますので
よろしければお立ち寄りください。
ITサポート&サービス情報局【CTS】facebookページ
http://www.facebook.com/ITsupport.service
今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより