【ITニュース】人為的ミスを防ぎ、安全で安心の交通環境を実現する車
ここ数年注目が集まっている「自動運転技術」。
開発は自動車メーカーに限らずGoogleなど大手IT企業も参画しており
縦列駐車ができる技術やリモートコントロールにて車が自動的に
動き駐車する技術なども登場しています。
また「コネクテッドカー(Connected Car)」という言葉も合わせて
耳にすることがあるのではないでしょうか。
コネクテッドカーとはICT端末としての機能を有する自動車。
車両状態や道路状況などのデータを取得・ネットワークを介して
集積・分析して走行支援や渋滞緩和、交通管理や事故削減など
新たな価値を生み出す車を指します。
スマートフォンを含むモバイル端末連携型のコネクテッドカーが
今後中心となり拡大、2025年には世界で6500万台を超えると予想されています。
(総務省:ICT端末の新形態「コネクテッドカー・オートノマスカー」参照)
ここ数年、都内においては交通事故の総件数は減少傾向にある中、
高齢者とよばれる世代が関与する事故の割合は逆に増加しています。
複数のものに注意をするというのが年齢とともに難しくなり、
見逃したり遅れたりすることで事故に繋がってしまう。
コネクテッドカーを利用することで人間の能力を補い、
事故件数の減少や大人も子供も安心できる交通環境を実現できるので
あれば、法整備とともに柔軟に社会に取り入れていきたいものです。
コネクテッドカーの一例として、独ボッシュが構想する新たな車の
インターフェースが先日発表されました。ドライバーにとっても、
安全かつ快適な車内空間を実現できるものではないでしょうか。
『ボッシュが構想するドライバーとクルマのインターフェースのビジョン
/Bosch Car Multimedia Vision for 2021』
1分41秒あたりから走行のデモンストレーションの映像が始まります。
このコネクテッドカーには4つの主要なメッセージがあり、
1,【No frontier】コミュニケーションの境界がないこと。
車に乗っているときに、あらゆるソーシャルメディアを活用して
家族や友人に関連したすべての情報、スマートホーム、セキュリティ
システム・仕事関係の情報などにアクセスできるようになる。
2.【Take care/Invented for life】車があなたを守ること。
ドライビングアシスタンスシステムを駆使した安全性の観点
だけでなくボッシュのセキュリティシステムやスマートホームの
家電製品を活用しセキュリティの面で守ってくれる。
3,【Personal device】パーソナル化。
自動車が学習し交通の意味、運転の意味、異なる状況下で
どのようにサポートすべきかも理解する。
4,【Holistic HMI】包括的なHMIデザインとHMIコンセプト。
相互作用を及ぼすさまざまな技術が揃っている。
1つのシステムがひとりひとりのことや
パーソナル化の組み合わせを理解する。
これらを実現し、車そのものを「第三の生活空間」と紹介。
都市部だけでなく、山間部の地方や高齢者の多い地域でも
体の不自由な方の病院の送り迎えや買い物などで活用が期待できます。
その場合、凸凹の道や山道を走るのに特化した、現在の車とは違った
新たな車両デザインが登場するのかもしれませんね!
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