【ITニュース】口コミマーケティングのステマとは
近頃話題になっている「ステマ」。この言葉を皆さまはご存じでしょうか。
ステマとは、ステルスマーケティング(stealth marketing)の略語。
昔からある宣伝手法のひとつの用語で、消費者に宣伝と気付かれないよう
広報活動を行うことを意味します。
なぜステマが話題になっているかというと、
「食べログ」という飲食店の口コミサイトにて、
不正業者が口コミを操作して、あたかも客観的な宣伝を
書きこんだことが判明したからです。
「揺らぐ口コミの信頼性、『やらせ』排除へルール化急務」(日本経済新聞1月19日記事より)
http://www.nikkei.com/tech/business/article/
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テレビのワイドショーなどや報道で取り上げられたこの問題。
口コミそのものが恣意的でもあることから、
それら自体否定される風潮にもあるようです。
そもそも信頼度の高い口コミとはどういったものなのでしょうか?
SNSが普及し、「誰かの言葉」が確実に自分に影響を与える時代だからこそ
このあたりの問題は、少し整理しておきたいものです。
ネット上にありふれた「単なる紹介」や「好意的表現」が、
ステマだと疑われる対象になってしまうとするならば、
安易に食べ物やお店の紹介はできなくなってしまいます。
そこで明確なガイドラインを設けたのが、
WOMマーケティング協議会という団体です。
http://womj.jp/
The Word of Mouth Japan Marketing Association
なので頭文字をとってWOMと略称。
口コミマーケティングについての調査や研究を主としています。
この団体が、今回の事件を契機に
口コミマーケティングにおいてガイドラインを作成。
コメントした際に、身分を明かすことが規定されました。
つまり何かコメントした際
「○○のイベントに参加しています」や
「口コミ記入でポイントがもらえます」
といった、自分の立場を明記することが必要となります。
お店と自らの関係性をきちんと明かす、
そうすることによって、他者も口コミが「自発的なものか、そうでないか」
を把握することができます。
しかしながら、その立場を明記するしないも
個人に任されており、罰則規定などは特別ないようです。
口コミに対して、どの程度まで信頼を置くかは人それぞれですが、
本来でいう口コミとは、自らの知り合いや親戚など、
直接会話をすることができる周囲の人々たちの間で行われるものでした。
現在、目に見えない他人が語っていることを、
全て口コミと定義してしまわずに、
ある程度の参考意見として受け入れる程度にしておく軽さも
これからは重要かもしれませんね。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより