【保守サポート】故障に備えて必要なものとMTBF・MCBF
今日は用語集から「故障・修理関連」の語句についてご紹介します。
まず、よく使用されるのがMTBF、MTTFです。
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MTBFはMean Time Between Failureの略で、平均故障間隔をあらわします。
具体的にいうと、あるハードウェアやシステムが故障してから、
次に故障するまでの時間のことです。
値が大きいほど故障が少ないことを意味し、
ハード・ディスク装置などの信頼性の指標として用いられます。
そして、MTTFはMean Time To Failureの略で平均故障時間(寿命)をあらわします。
ある機械やシステムが故障して使用できなくなるまでの寿命をあらわします。
二つの決定的な違いはMTBFが故障した際修理可能でMTTFは修理ができない、ということです。
ちなみにMTBFに似たものでMCBFという言葉があります。
Mean Cycle Between Failureの略で平均故障間隔をあらわすのですが、
MTBFとはTimeとCycleと言葉が違い、処理回数を表すという点で使い分けられています。
プリンタなどの機器に何万行、と表示される場合が多いですね。
その他、MTTRは平均修理(復旧)時間を表します。
Mean Time To Repairの略で、
機械やシステムが故障してから復旧するまでの平均時間のことです。
値が小さければ小さいほど、保守性が高いシステムといえます。
上記にある語句の意味をしっかり理解してからシステムを検討・導入していきたいですね。
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