【保守サポート】ピックアップ&デリバリー・センドバック保守
本日もITサポートに関する用語を解説してまいります。
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
http://www.e-cts.jp/?p=489
本日ご紹介するのは保守の用語について。
つい最近、このニュースをご覧になった方はいらっしゃるのではないでしょうか。
『アップル、一部のiPhone 5で無償交換プログラムを実施――スリープボタンの不具合』
http://bit.ly/PZnQur
(2014年4月28日ITmedia記事より)
一部のiPhone5のスリープボタンで不具合が発生し、
スリープ/スリープ解除、電源オン/オフ用のボタンが機能しなくなるというもの。
交換については持ち込みかピックアップ&デリバリーの方式をとるそうです。
ピックアップ&デリバリーという言葉、ご存知でしょうか。
ピックアップ&デリバリーとは、
故障又は不具合がある製品をその場で良品と交換するのではなく、
ピックアップ(引き取り)して、リペア(修理)部門に持ち帰り、
修理完了後にデリバリー(お届け)するサービスです。
サービス技術者がオンサイト保守を行うコストに比べ、
配送専門の担当者(配送業者と提携している場合もあり)が訪問して良品と交換するので、
コストを低く抑えられます。
今回のiPhone5のケースでは、アップルに問い合わせたあと
送られてくる送料支払い済みの梱包箱を利用して引き取る形となります。
上記で述べたオンサイト保守。
保守に馴染みのある方はよくご存知の言葉ですよね。
オンサイト保守とは、
ユーザー側にベンダのサービス技術者が訪問して、
故障又は不具合がある製品にその場で
保守サービス(良品との交換や修理等)を施すことです。
対応時間や内容によって料金が変わります。
メンテナンスを各自で行う手間が省けるため時間の削減が可能。
年数でまとめたパック型でのサービス提供も増えつつあります。
また、センドバック保守という形式もあり、
こちらは持ち込みに近い意味合いを持っています。
センドバック保守とは、故障又は不具合がある製品を
ユーザー側がベンダのサービス窓口へ直接持ち込む、
又は修理を受け付ける指定場所へ配送する方法によって
保守サービス(良品との交換や修理等)を受けることです。
代替品を先に送付してから故障機器を送ってもらう
又は引き取るなどの先出し方式もあります。
訪問の必要がない為、オンサイト保守に比べ
低コストでの故障復旧が可能です。
ITサポート用語集ではその他ITに関する用語を
随時更新してまいりますのでぜひご覧下さいね!
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより