【ITニュース】盗まれやすいパスワードを設定していませんか?
「123456」「password」「qwerty」「baseball」「football」…。
これらのワードは2014年に流出した
パスワードの中でも特に件数が多かったもの。
このような文字列を設定している方は注意が必要です。
『[データは語る]2014年に流出したパスワード、
最多は「123456」で2位は「password」』
(2015年1月21日ITpro記事より)
http://nkbp.jp/1vHHCPE
下記が1位~10位のランキング。上位の中で散見されるのは
スポーツの名前やブランド、キャラクター名などでした。
1位 123456
2位 password
3位 12345
4位 12345678
5位 qwerty
6位 123456789
7位 1234
8位 baseball
9位 dragon
10位 football
しかしながら、沢山のウェブサービスを利用する中で
いくつものパスワードを覚えなければならないのも事実。
実際に、自分自身のIDやパスワードが分からなくなった
経験のある人はなんと、93.9%という結果も出ています。
『20~50代の4割以上がID・パスワードを6個以上運用、
“パスワード難民”“パスワード疲れ”も』
(2015年2月10日INTERNET Watch記事より)
http://bit.ly/1FFIXa1
管理方法については約60%がパスワードを記憶していると回答。
39%が手帳・ノートにメモを、25%がPCやスマホにメモをしており
他9%ほどがIDパスワード管理ソフトを活用しているとのこと。
設定したパスワードが分からなくなるパスワード難民、
そしてアクセスできないときや設定の際の条件提示などから
引き起こされるパスワード疲れ。
簡単で分かりやすいものを設定したくなる気持ちもわかりますが、
かといって盗まれやすいワードにするのは推奨できません。
最近ではパスワードを定期的に変更するよりも、
文字列の長さが重要であるという考察が上がっています。
推測されやすい文字ではなく複雑に組み合わせて
手帳やノートなどにメモをしておき、忘れないようにしたいですね!
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