通信・ネットワーク関連
LTE【long term evolution】
Long Term Evolutionの頭文字をとったもの。携帯電話の次世代データ通信規格を意味します。現在では3G(第3世代)が一般的となっていますが、LTEは4G通信として扱われています。家庭向けのブロードバンド回線に匹敵するデータ通信規格といわれています。
IPサイマルラジオ【アイピーサイマルラジオ】
インターネットなどのIPネットワーク上で配信されるラジオ放送のことです。電波による放送が同内容・同時間帯でネットに配信されます。サイマルとは「同時に」という意味です。
CDN【Content Delivery Network】
Webコンテンツをネットワーク経由で効率よく配信するために最適化されたネットワークを意味します。大容量のアプリケーションや動画、ゲームなど複数のサーバーを連携して、1か所のサーバーで処理せず安定かつ低コストで利用できることが利点です。
ノード【node】
通信ネットワーク上で構成される中継点や分岐点などの要素があるものを意味します。データの交換機能や伝送機能を持つ装置(ハブ・ルーターなど)がそれに該当します。複数のノードを結ぶものは「リンク」とよびます。
CMI方式【coded mark inversion】
Code Mark Inversionの略でデータ伝送に用いられる符号化の一種です。信号をマイナスからプラスに極性変換し、無信号状態がないので、高速伝送路などに適し、同期がとりやすいといった特徴があります。
マンチェスター方式【manchester】
データ伝送に用いられる符号化の一種です。マンチェスター符号化方式ともよばれ、デジタルデータを安価に無線伝送するための変調方式として用いられます。ビットの高低変化も検出しやすくノイズにも強いのが特徴です。
リダイレクト【redirect】
シェル等において、入力と出力の方法を変更する場合に行われます。キーボードから入力、画面に出力するなどファイルやデバイスの指定が可能です。開発の負担を軽減できるためプログラムの再利用性が高いとされています。またHTTPにおいて、データの送受信でページが変更されたことを知らせる意味でも利用されます。
コリジョン【collision】
イーサネット上で、複数のコンピュータが同時にデータ送信を開始することによって起こる衝突を意味します。接続が終了してしまうことにより、伝送路の回復から再送信まで大幅な遅れが生じることをレイトコリジョンと呼びます。
セグメント【segment】
分割や断片といった意味をあらわし、ネットワークではメモリ管理やLAN・パケットなど複数の分野で意味合いを持ちます。メモリ管理の中では、「可変の」大きなまとまりとして語句が使われています。
ISDN【integrated services digital network】
Integrated Service Digital Networkの略。電話回線を利用したデジタル通信サービスを意味します。Bチャネル(64kbps)が2本、Dチャネル(16kbps)を2本、と複数のチャネルを備えおり、電話とデータ通信など同時利用が可能です。