ネットワークのトラブルで多い事例や原因とは
職場や自宅にあるパソコンを操作している最中に、突然「ネットワークに繋がらなくなった!」という現象が起きた経験がある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。ネットワークに繋がらないと業務が滞ったり作業に遅れが生じたりすることがあります。通信の早急な復旧を行うためにも、いま一度ネットワークトラブルの原因をしっかりと把握しておきましょう。
原因① LAN接続機器のケーブルが外れている、接続箇所に異常がある
まずはケーブル類が正しく接続しているかどうか確認することが大切です。ケーブルが断線していないか、あるいはポートを差し替えるなどして機器の接続状態を確かめます。特に10年以上前の古いLANケーブルを使っている場合は要注意です。
ケーブルが劣化していると回線速度を遅くする要因のひとつとなりますので、現在利用するパソコンの性能にあわせたケーブルを利用することが望ましいでしょう。また、ケーブルを中継しているハブやルーターの電源が落ちていないかも必ず確認しましょう。
原因② IPアドレスを正しく取得できていない
回線事業者やプロバイダ契約の設定が正しく入力されているか確認をしましょう。また契約そのものの期限が切れていないか・有効かどうかも合わせてチェックすると良いでしょう。
「IDやパスワードが間違っているかどうか」等の設定やIPアドレスの確認は、OSのコントロールパネルもしくは設定画面をご確認ください。(IPアドレスは【社内ネットワークが繋がらない(接続できない)時の対処法】参照)プライベートIPアドレスは192.168.XX.YYという数列になります。XXにはルーターによって数字が変わり、YYは使用している各パソコン固有に割り当てられた数字が表示されます。
原因③ ドライバが更新されていない・ファームウェアが最新でない
ドライバを一旦削除し再インストールすることでネットワークの問題が解決する場合があります。同様に、ルーターのファームウェアが古いものでないか確認しましょう。
不具合やバグが発生したままだと、ネットワーク接続に支障が出たり、外部からの悪意ある脅威にさらされる危険もあります。常に各メーカーから提供される最新ファームウェアをダウンロード・アップデートすることが大切です。
原因④ OS・ブラウザに問題が発生している
Internet Explorer、Firefox、GoogleChrome、Safariなど複数のブラウザを立ち上げて、全てのブラウザが接続できないかどうかを確認しましょう。一つでも接続できた場合は、問題が発生しているブラウザを一旦終了させ再起動します。全てのブラウザで接続できない場合は、セキュリティ関連ソフトなどのファイアウォール設定を見直し、OSを再起動してからブラウザを立ち上げてみましょう。
その他、上記で述べた原因以外にもネットワークは様々な要因が重なってトラブルが発生します。原因を理解しておくことでどの箇所に障害が発生したか素早く把握することができますので、普段からネットワークには関心を持ってパソコンなどのOA機器と付き合っていきましょう。
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