【ITニュース】マイナンバー制度に対するセキュリティ意識調査
2016年1月から始まるマイナンバー制度。
マイナンバーカードが手元に届いた方は多くいらっしゃるかと思います。
作成漏れがあった一部地域を除いて初回配達はほぼ終了し、
16日時点の速報値によると受け取り完了したのは全体の9割の5121万4千通。
再配達に向けて郵便局で留め置きしているものが11万5千通、
そして残り551万4千通は市区町村に戻されたということです。
このマイナンバー、多くの方が不安に感じているという実態が分かりました。
『-個人に関する情報のセキュリティ意識調査-
マイナンバーのセキュリティを9割以上の個人ユーザが不安視
~7割以上の個人ユーザが自身が原因となるセキュリティリスクを懸念~』
(トレンドマイクロ2015年12月16日プレスリリース記事より)
http://goo.gl/Nm0D8Q
調査によると、回答者の9割以上が何等かのセキュリティ上の不安を
持っており、その内容としては主に自治体や企業からの情報漏洩の可能性を
危惧しています。また紛失や盗難など自身が原因となる漏洩も全体の
およそ半数が不安な要素として挙げていました。
また、マイナンバーと紐付されると不安だという情報は
「金融関連の情報」つまりクレジットカードや金融機関の情報で
全体の7割以上が不安だと答えました。
今後利用用途の拡大でマイナンバーが日常生活に普及するように
なればなるほど、情報の重みは増していきます。
既に海外ではいくつかの漏えい事件も発生しています。
外部からの不正アクセスによる窃盗や、内部からの情報の
不正持ち出しなど外と中両方で対策を行わなければなりません。
来年度から始まるこの制度に向けて、企業におけるマイナンバー管理に
関する情報やセミナーが増えてきていますので、ぜひしっかりと正しい
情報を取り入れて、安全に番号カードを利用していきましょう。
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