【ITニュース】未成年のSNS利用の現状
未成年におけるSNSの規制が、近頃厳しくなってきました。
グリー、mixi、Amebaなど課金が可能なWebサービスにおいて、
上限を設定したり、または行動の制限をかけたりしています。
mixiでは、未成年が飲酒をほのめかすような内容の日記を掲載したり、
Twitterなどでも載せるべき事項ではないことを書き込むこともあります。
Amebaでは”ピグ”という、自身に似せたアバターを作成し
架空の公園や街などに出かけたり、着せ替えをしたり、
チャットで会話をしたりすることが可能ですが、
ここが犯罪の温床となり、罪の意識なく被害者になったり
加害者になったりということがあるそうです。
実質、知り合いしか見ないと思って公開している情報でも、
インターネットに情報を掲載するということで
どこから情報が漏れるかわかりません。
インターネットは自分が思うほど、
信用に足る世界であるとは限りません。
ましてや未成年に関しては、幼い頃からインターネットにふれ、
「欲しい情報を欲しいときに得る」ことになれています。
有効に活用することができれば、
自分の知識以上のものが得られる場ではありますが、
間違った使用方法により、大人が未成年の隙を
つくような悪い行為に及ぶことも考えられます。
実質規制を行うことによって、どのように変化が起きるのか
より悪質な犯罪行為が現れないか危惧してしまいますよね。
今規制を発表している大きな企業としては、
「GREE」や「mixi」、「Ameba」のサイバーエージェント。
GREEは、15歳以下のユーザーは月5000円まで、
16~19歳のユーザーは月1万円までしか課金ができないようにするとのこと。
グリー、15歳以下のゲーム課金を月5000円に制限–RMTも厳罰へ
(2012年3月16日CNET記事より)
http://japan.cnet.com/news/service/35015255/
mixiは、15~18歳までのユーザーに
月間1万円までの利用制限をかけています。
Amebaにおいては、上記に述べたピグというアバターで
全てのエリアにお出かけすることや、友達の申請、招待などが
一切できなくなるとのこと。
可能なのは、庭や部屋のレイアウト変更や、着せ替えなどと
ほとんどが自由に使えなくなるそうです。
インターネットを利用している家庭は今やほとんどだと思います。
ご自身のお子様たちが、
何気なくインターネットをしている際にも
実は犯罪と隣り合わせだということを、
しっかり親や身近な大人が直接教えなければ
いくらこの規制を強くしたとしても意味はありません。
顔と顔を向き合わせて、
コミュニケーションをきちんと
とることはいつでも重要です。
未成年のSNS利用に関しては、
まずは近くにいる人が、
意識して正していきたいものですね。
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