【ITニュース】マーケティングにおけるZMOTの概念について
最近のマーケティング用語で、「ZMOT」という言葉をご存じでしょうか。
ZMOT(ジーモット)とは、
「Zero Moment of Truth」の頭文字をとったもの。
Googleが提唱したひとつのマーケティングモデルです。
米P&G社が2004年に提唱したFMOT(エフモット)の
次の概念として登場。こちらの正式名称は「First Moment of Truth」。
そもそもFMOTは、商品棚をみてお客さんが
購入決定をするまでの3~7秒間のこと。
最初のインプレッション、それは決定的なものであり、
ここに力を割くプロモーション活動の重要性をP&G社が説きました。
今の時代はそれが、ZMOTに移りつつあるというのです。
つまり最初のインプレッションがゼロ、
すでに購買意思決定の瞬間があることを意味しています。
ではどこに決定の瞬間があるのか。
お店の前の段階です。インターネットによる
クチコミサイト、SNS上での評判などで
「この商品を買おう!」と個人の中で意思決定が行われているのです。
ちなみにこのZMOTは、若い世代に強くみられるとか。
購入することに対して、失敗をしたくないという
気持ちのあらわれだそうです。
確かにものを購入するときは
事前にインターネットで調べがちです。
実際手に取って確かめたいものではない限り、
他の人のクチコミやレビューは参考になりますよね。
マーケティングする側にとっては、
店舗だけでなくインターネット上にも
営業する場所が増えたということでもあります。
その分、ステルスマーケティングだったり
「やらせ」にはならない仕組みで
アピールしていく必要はありますが・・・。
ちなみに、
インターネットでの購買方法は、下記などがあります。
①ネット上で購入
②ネットで情報収集→実際の店舗で購入
③実際の店舗で情報収集→ネットで購入
④実際の店舗で購入
何が便利かは、人それぞれのライフスタイルに沿った方法が一番です。
個人的なところを言えば、
今までは実際の店舗にて情報収集・購入派だったのですが
アマゾンなどのサイトに決済情報を登録してからは
重たいものや、実際目で確かめなくても良いものは(飲料品など)
インターネット上で購入するようになりました。
購買に関する意識づけは少しずつ変化していくものですね。
マーケティングの方法も、大きく動きつつあることを
きちんと把握していくことが大切ですね。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより