【ITニュース】Siri・Ponanza・人工知能の未来
iPhoneをご利用中の方には身近な「Siri」。
活用している方、そうでない方いらっしゃると思います。
SiriはSpeech Interpretation and Recognition Interface
(発話解析・認識インターフェース)の頭文字をとったもの。
またはノルウェイ神話に登場する美しい勝利の女神との意味もあるようです。
Apple社がiPhone4Sから内蔵しており、音声で指示をすると
内容を解釈・分析し画面に結果を表示する/動作を行うなどして回答します。
学習機能があるとのことで、使えば使うほど利用者の命令の癖を理解し
一度Siriをオフにして数分後に戻せばそれらもリセットできるのです。
アラームの設定やスケジュールの確認、電話発信やメール作成などのほか
Siriがこんなことも出来るのを、皆さまご存知でしょうか?
『Siriさんに「面白い話」を頼んだらスゴイ話が聞けた』
(2014年3月31日ASCII.jp記事より)
http://bit.ly/1fEGcaI
「面白い話をして」と頼んだところ、とても面白い返答が・・・。
昔1960年代に開発されたプログラムのELIZAの名を挙げ
自らの身の上話を語るのです。
実際当ブログ筆者のiPhoneでも試したところ、
この記事と同内容をSiriは話してくれました。
今後もSiriは学習をしながらアップデートされていくことによって、
興味・関心・共感を抱くような仕組みに変わっていくかもしれませんね。
また、受け答えをする知能ではなく
ゲームや勝負での知能も今はぐんぐんと発達しています。
代表的なのが将棋の電王戦。
現役プロ棋士とコンピュータプログラムとの5番勝負・第5局が4月12日に行われ
コンピュータソフトPonanza(開発者:山本一成・下山晃)が勝利しました。
『ponanzaの勝利で幕を閉じた電王戦第五局の一部始終レポート・会見編』
(2014年4月21日週間アスキーPLUS記事より)
http://bit.ly/QNcLNK
ネット上でも視聴が可能で、そちらは63万アクセスもの数字があるほどの人気ぶり。
コンピュータの4勝1敗という結果で、今後も更にプログラムを改良していくそうです。
そして人工知能は勝負だけでなく、クリエイティブな
コンテンツをも創作することができるかもしれません。
『人工知能は星新一の夢を見るか』
(2014年4月24日INTERNETWatch記事より)
http://bit.ly/1nLK4fm
星新一の作品、ショートショート1000本のプロットや表現を解析し
それらを組み合わせて人工知能に「星新一風の短編」を書かせようというもの。
ここまでくると「人間が作ったものとそうでないもの」の
違いを見分ける力が問われてくるのかもしれませんね。
しかしながらそれをどのように養うことができるのでしょうか?
そして、見分ける必要がそもそもあるのでしょうか?
10年後30年後と人工知能をとりまく技術は改良され続け、
いつの日か人間の形に似たコンピュータと一緒に日常生活を送ることも
そう遠くはない未来なのかもしれないですね!
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