【ITニュース】FacebookでTimeline公開
以前からちらほらと耳にしていた方も多いと思いますが、
Facebook上で、「Timeline」という機能がようやく利用できるようになりました。
「Facebook、自分史を1ページに表示する「Timeline」公開 」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111216/376761/
自分のプロフィールを年史のように表示する。
過去の出来事を、ざっと1ページにまとめられる機能です。
現在まではTimelineの予約登録を行った人に限って
利用ができたそうですが、いまは一般ユーザーでも始められます。
自由に表示のカスタマイズは可能で、
以前のような過去の投稿の羅列というよりかは
アクティビティやアプリなどの出来事を
新聞のように表示することができます。
凝ったデザインも既にいくつか紹介されています。
「7 Really Cool Ways To Hack Facebook’s Timeline Cover」
7 Really Cool Ways To Hack Facebook’s Timeline Cove
好きなようにデザインできるとあって、
印象あるページだと一目見ただけでも
個性が浮かび上がってきそうですね。
FacebookのモバイルサイトやAndroid向けアプリにも
反映されるので、より「自分のページ(部屋)」
というイメージが強くなると予想されます。
ここまでくると、ネット上の実名制について
改めて深く考えさせられますよね。
「実名」と「匿名」どちらが良いかという議論は
過去に何度も交わされたものであり、
今はそれらをどのように扱うかが論点となっています。
実名のおかげて世に知ることができた情報、
匿名のおかげで実態が把握することなど、
インターネットには多くの出来事の契機となりえますが、
それらをうまく活用できていない人がちらほらと見受けられます。
ブログなどで自分の情報をさらし、
犯罪にも繋がる行為をうっかりと書いてしまう。
そこから炎上して、家族の情報や家の所在地まで特定する。
まるで生け贄をつかまえたかのように、
匿名の集団は追いかけていきます。
Facebookでは実名性が必須となっていますが、
ここでは作られた顔の実名が描かれがちです。
「自分がどのように見られたいか」、
を意識した自分になり、別の人格も生成することが可能です。
そんな中、ロシアでは抗議デモが相次いで起きており、
インターネット空間を匿名禁止にするという発言が
政府の中にあったとのこと。
交流サイトにおいて、デモの呼びかけが多く
社会の脅威のひとつとなっているようです。
FacebookのTimeline導入により、
自分の過去の史実もネット上に存在するとするならば
自ずときれいな事実を出していくことが増えるのだと思います。
いずれ身に纏った自分の姿に捕われることがないよう、
ネットでの自分の存在証明は、あまり無茶をせず、背伸びせず、
素直な状態でいられることができれば、良いですね。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより