IT・保守サポートの日誌
【7月第1週】Windows 11発表、10からは無償アップグレード可能
米Microsoftは、Windows OSの新バージョン「Windows 11」を発表しました。Windows 10は最後のバージョンという位置づけでしたが、Windows 11ではユーザーインターフェイスを刷新するとともに、新機能も追加し、Windows 10に次ぐ新しいブランド名が与えられることに。最新Windows OSの詳細を見てみましょう。 (さらに…)
【6月第4週】セキュリティ対策をも回避!?最新フィッシング情報
フィッシング攻撃は常に新たな手法でセキュリティを掻い潜ります。既存のアプリを削除させ不正アプリをインストールさせるものや、迷惑メール対策を回避するための手法といった巧妙なものも増えてきています。一般的なセキュリティ対策のほか、こうした事例を知っておくこともリスクの回避に役立ちます。 (さらに…)
【6月第3週】若いうちからネット決済リスクやファクトチエックを学ぼう
平成30年6月13日に民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げることなどを内容とする民法の一部を改正する法律が成立、令和4年4月1日から施行されることはすでにご存知かと思います。これにより若者が自身のクレジットカードを持てるようになるほか、氾濫するあらゆる誤情報などのネット利用にかかわる様々なリスクも身近な問題となってきます。 (さらに…)
【6月第2週】ドローンの進化とセキュリティ対策の重要性
ドローンが様々な分野で活用されるなかで、その機体も日々進化しています。機能面のみならず安全性の向上も進む機体が続々と登場するなか、今後は機体のセキュリティ面を見据えた開発、運用も求められる動きになっています。 (さらに…)
【6月第1週】自律型ロボットとの共存社会へ
コロナ禍における非接触対応が広まるなか、脚光を浴びているのがロボットによる自動化サービスです。大手飲食サービスにおいては、すでに配膳などに利用されており、すでに目にしたことのある方も多いでしょう。今回はあらゆる業界で実証実験・導入が加速しているロボット活用の最新情報です。 (さらに…)
【5月第4週】テレワーク推進の課題はバーチャルオフィスで解決!?
新型コロナウイルス感染拡大がいまだ続くなか、政府は再度の緊急事態宣言延長を発表しました。東京都でもテレワークの徹底や時差出勤等の活用により、出勤者減を呼びかけています。テレワーク推進の一方で、社員のコミュニケーション不足などの課題が浮き彫りになってきています。 (さらに…)
【5月第3週】ランサムウェア「Darkside」による大規模被害(米)
2021年5月7日、米国東海岸における燃料供給の約半分を担うColonial Pipeline社が操業停止に追い込まれました。これはランサムウェア「Darkside」のサイバー攻撃によるもので、ガソリン、ディーゼル、家庭用暖房油などの燃料貯蔵庫が大きな影響を受け打規模な燃料不足に至りました。今一度ランサムウェア対策について考える機会としましょう。 (さらに…)
【5月第2週】iOS 14.5から考える「プライバシー保護 × 広告収益」
4月27日にAppleの「iOS 14.5」がアップデートリリースされました。様々な機能が追加されさらなる進化を遂げていますが、その中のプライバシーにかかわる変更が様々な議論を巻き起こしています。今回はiOSアップデートにまつわるユーザーのプライバシー保護と広告のあり方に関する話題です。
「iOS 14.5」の新機能
4月27日にAppleのiOS大型アップデートとなる「iOS 14.5」がリリースされました。今回のアップデートでは脆弱性の改善はもちろんのこと、新しい機能がいくつか追加されています。
【マスク着用でもロック解除】
以前はマスクを着用しているとFace ID でのロック解除ができませんでしたが、今回からApple Watchさえあれば、ロック画面解除の際に毎回パスコードを打ち込む必要がなくなりました。Apple Watch Series 3以降を用いて、iPhone X以降の機種のFace IDで認証する際に利用できる機能です。設定メニューにある「Face IDとパスコード」からApple Watchを使ったロック解除に同意すれば利用できるようになり、Apple Watch着用中、iPhoneでFace IDが起動するとロックがすぐ解除することが可能となります。コロナ禍を受けた新機能といえます。
【新製品AirTagに対応】
30日発売の新製品「AirTag」は、「探す」アプリからAirTagの場所を探せるようになりました。様々なモノにこの「AirTag」を取り付けることで紛失防止に役立ちます。また、「正確な場所を見つける」機能により、iPhone 11シリーズおよびiPhone 12シリーズでは近くにあるAirTagの方向や距離も音、触覚、視覚で案内してくれます。
【その他の追加機能】
「マップ」では、路上で遭遇した事故を報告することも可能になります。さらに新しい絵文字として、燃えさかるハート、当惑した顔、ため息をつく顔なども追加されています。そして、後述に紹介する「AppTrackingTransparency」(ATT)」です。
『iOS14』
(出典:Appleより)
「iOS 14.5」で広告が変わる?
前述の新機能に加え、様々な議論を巻き起こしている「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」が導入されました。ATTは、AppleがApp Storeに登録するアプリの開発者に義務付ける新しいルールです。アプリがユーザーに関するデータを収集する場合、ユーザーがアプリを最初に起動する際と、iOS 14.5にアップデート後にアプリを最初にアップデートする際、データ収集の許可を求めるポップアップカードを表示する必要があるというものです。このポップアップ表示、iOS14.5を利用の方ではすでに目にしている方も多いのではないでしょうか。
ユーザーはこのポップアップ表示に対して「Appにトラッキングしないように要求」を選択しても問題なくアプリを利用できます。しかしアプリ提供側にとって、この選択をされるとアプリやWebサイトを横断するユーザーのアクティビティは追跡できなくなり、効果的なターゲティング広告の表示に利用できなくなります。米FacebookではこのATTについて、ユーザーがトラッキングを許可しないと同社の広告ネットワークでのターゲティングにデータを利用できなくなり、アプリ開発者やパブリッシャーの収益が制限されるとして抗議しています。
そうしたなか、米Verizon傘下の広告分析企業Flurry AnalyticsがiOS 14.5リリース時から続けている「Daily Opt-in Rate After iOS 14.5 Launch」調査の結果、「AppTrackingTransparency」(ATT)を通じてのアプリでのトラッキング許可カード表示で、ユーザーのおよそ88%は「Appにトラッキングしないように要求」を選んでいることがわかっています。この調査は世界の約530万台のモバイル端末を対象に行なっているもので、過去13日間においてトラッキングを許可しているユーザーの率は11〜13%です。
ユーザー目線に立てば、自身の行動遍歴がトラッキングされるのを望まないというのは当然のことでしょう。とはいえ、広告を的確にリーチできなくなるとアプリ開発者やサービス提供側にとっては先にも触れたようなパブリッシャーの収益が制限されてしまう事態になります。そうなると今後様々なサービスの有料化といった流れになってくるかもしれません。
『「iOS 14.5」のATT機能、ユーザーの約88%が「トラッキングしないように要求」を選択──Flurry調べ』
(出典:2021年05月09日 ITmedia記事より)
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより
【4月第4週】診察もネットで、注目の「オンライン診療」
新型コロナウイルス感染拡大により、外出による感染や院内感染などのリスクが心配で、病院へ足を運ぶことを敬遠しているという方も少なくないでしょう。そんななか注目を集めているのが「オンライン診療」です。今回は、オンライン診療の実態やサービスをご紹介します。 (さらに…)
【4月第3週】ニューノーマル時代に合わせたセキュリティ対策
いまだ続くコロナ禍において、働く場所の多様化や会議やコミュニケーションのオンライン化などニューノーマルな働き方が定着しつつあります。しかし、取り急ぎのICT対応は進んだものの、それに合わせたセキュリティ対策は進んでいない現状もあるようです。中小企業にとって今後のニューノーマルなセキュリティ対策の指針となる話題です。 (さらに…)