【保守サポート】フォールトトレランスの重要性
本日は弊社ホームページのコンテンツにある
「IT・保守サポート用語集」から、
フォールトトレランスの重要性
についてお話したいと思います。
システムは、ひとつが故障しても、
自動的にもう一つへと切り替わり、
システムダウンを防ぐ仕組みを整えておくことが通常です。
正常に機能を保ち続ける
その能力や特性のことを
保守業界では、フォールトトレランスと呼んでいます。
和訳にすると、
耐障害性故障許容力などとも表現され、
電源を多重化したり、無停電電装置を
用いたりすることにより連続稼動を維持しています。
システム全体が停止すると、
様々なインフラが使えなくなりますからね。
もちろん、システムを運用する前に
沢山のテストを行う必要があります。
「どの程度のアクセスが集中すると問題が生じるのか」
といった、処理能力を検証するため、
ネットワークに擬似的負荷をかけるツールを
負荷テストツールといいます。
勿論システムダウンの原因は
集中アクセス以外に自然災害や
ソフトウェア、ハードウェアの不具合、
ユーザーの誤作動などが挙げられます。
その予防策としてフォールトレランスがあるのです。
システムを安定させ、障害を回避することが可能となり、
ユーザーに快適な環境を届けられます。
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IT・保守サポート用語に関する内容は、
弊社ホームページに詳しく記載しております。
よろしければ、こちらもご参照ください。
今後も徐々に、用語を増やしていく予定です。
IT保守業界はニッチな分野でもありますが
何か問題が生じる前に、情報は多く、
広く認知していただきたいと思っています。
それが何よりの予防策なのです。
「IT保守サポート用語集」は
改良を重ねて皆様の「知りたい」を
満たせられるページへと整えてまいります。
何卒よろしくお願いいたします。
今週もお読みいただき、ありがとうございました。