【ITニュース】IEの利用に関する危険性と修正プログラム配布
今週は大きなニュースがありました。
実際該当するブラウザを利用している方は
このニュースに驚かれたのではないでしょうか。
『日本に多いIEユーザーに迫る危機』
(2014年5月1日NETIB NEWS記事より)
http://bit.ly/1kzVsud
米マイクロソフト社のインターネット・エクスプローラー
(IE)において「ハッカー攻撃にさらされる危険がある」と発表、
利用を控えるよう米国土安全保障省が警告しました。
外部のウィルスに侵入されてしまう未修正の欠陥が
見つかったため、悪意あるサイトを閲覧すると
ウィルスがパソコンの中に入ってしまうとのこと。
パソコンの情報が盗まれたり遠隔操作をされたりする
可能性もあるので日本でもIPA(情報処理推進機構)が
注意喚起をしていました。
そして日本時間の2日未明、
欠陥を修正するプログラムが完成したということで
OSの「ウィンドウズ・アップデート」を通じて提供が開始。
自動更新の設定をしている方は特別な対応は不要で
更新・アップデートされるようになっています。
『ネット閲覧ソフトの欠陥修正=XPにも特別対応―米マイクロソフト』
(2014年5月2日時事通信記事より)
http://bit.ly/1ubZyxE
今日本でのブラウザのシェアはIEが大多数。
4月のブラウザシェアに関する調査では42%もの方が
IEを利用していると発表されています。(出展:StatCounter)
次いで、以下のとおりです。
2位 Google Chrome(27%)
3位 Mozilla Firefox(16%)
4位 Safari(9%)
5位 Opera(1%)
6位 それ以外(2%)
マイクロソフト社のWindowsパソコンの多くは
IEが最初からインストールされています。
企業のシステムの一部がIE対応で開発されているため
やむをえず利用し続けなければならないケースもあり
今後の利用を改めて見直す契機になるのかもしれませんね。
ちなみに世界規模で見てみると、
ブラウザのシェアは以下のとおりです。
1位 Google Chrome(45%)
2位 Internet Explorer(21%)
3位 Mozilla Firefox(18%)
4位 Safari(9%)
5位 Opera(1%)
6位 それ以外(3%)
修正プログラムは先日サポートが終わったばかりの
WindowsXPにも配布されるということで、マイクロソフト社は
「すみやかな更新を勧める」としています。
IEを日常的に利用される方にとっては非常に驚かれた
ニュースだったと思いますが、更新プログラムが配布され
まずは一安心・・・といったところでしょうか。
最新バージョン(11)のIEにおいても
「拡張保護モードを有効にする」といった設定を
することができますので、気になる方は
合わせて確認してみてくださいね。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより