【ITニュース】人の心を感じ、心に寄り添う、ロボット技術
昨日はこのロボットに大きな注目が集まりました。
ソフトバンクが来年2月より発売する、
感情を持ったロボット『Pepper』。
人工知能が搭載されており、まわりの人と
ふれあうことによって成長していきます。
『ソフトバンクが感情認識ロボットを19.8万円で発売へ』
（2014年6月5日ロイター記事より）
http://bit.ly/1pTcCop
一般発売されるのは2015年の2月頃。
価格は19万8000円となっています。
本日6月6日金曜日からソフトバンク
表参道店および銀座店に登場予定ですので、
ぜひご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか？
また、配置される店舗は順次全国へ拡大する予定です。
『Pepper』の身長は120センチ程度の子供サイズ。
体重は28キロで脚部にバッテリーが搭載されているため
二足歩行ではなく車輪のようなもので移動します。
連続稼働時間は12時間以上。
人を幸せにすることがゴールとしています。
つまりは感情の学習に力を入れており、
その学習方法の基本的としてクラウドで学びます。
加えて、良いことや悪いことなどは集合知で学び
更なる成長へと繋がっていくとのこと。
見た目もかわいらしく家庭用としてだけでなく
オフィスの受付用としても適しているのではないでしょうか？
このPepperには様々なセンサーが搭載されています。
頭部や手にはタッチセンサー、目には3Dセンサー、
脚部にはレーザーセンサーなどなど…。
それらを用いて大きな物や障害物に衝突しないよう動く機能や
誰かに押されても倒れないようバランスを保とうとする機能等
安全面に配慮したロボットともいえます。
そして開発環境（SDK）は公開されるので、様々なクリエイターが
アプリとして新しい機能を次々と開発するとなれば、
Pepperの出来ることも更に増えていきそうですね！
上記の動画では8人のクリエイターが
Pepperと一緒に「だるまさんが転んだ」で遊んでいます。
例えば本の読み聞かせをしたり歌をうたったり。
折り紙を作って遊んだりすることも可能になりそうです。
今ロボットの需要は高まっており、
Googleは2013年にロボット企業7社も買収して
ロボット市場の分野に乗りだす姿勢が明らかになっています。
また本多技研工業が開発を進めるASIMOの
新型モデルは、2014年4月には米国デビューを果たしました。
こちらは一般家庭用のロボットではありませんが、
手先の器用さや着実な二足歩行などを披露しています。
どのような技術が一番良いということは無く、
今後私たちの日常において、困難なことや
解決できない問題を解決してくれるロボットたち。
集合知により知識を深め学ぶPepperは、
人の心を読み・寄り添うロボットのモデルとして
今後更に活躍する日も、そう遠くないのかもしれませんね。
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