【ITニュース】無料で利用できる本格的映像スタジオ
皆様は、どのくらいの頻度でインターネット上の動画を閲覧しますか?
インターネットの使い方はそれぞれ、「書き込み」を専門にするブロガーの方、
ニュースなどの情報を「読む」ことが多い方、撮影した写真や映像を公開する方、
音楽を「作る」「聴く」ことが多い方・・・様々な楽しみ方がありますよね。
映像に関しても、いまは無料で作品を投稿したり、
逆には作品を自由に閲覧することもできたりします。
そこにはつまり、「発信者」と「受信者」が同居しています。
限られた情報発信者だけが、その場を独占するのではありません。
無料で撮影機器さえあれば、だれでも情報を発信できる。
そこで、だれでも映像を撮影編集できるスタジオが
本日、六本木にオープンしました。
「YouTube、六本木に利用無料の撮影スタジオを15日オープン」
(2月14日AV Watch記事より)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130214_587806.html
六本木ヒルズの森タワー29階に開設されるこのスタジオ。
ロンドン・ロサンゼルスに続き
東京が世界で3か所目となるそうです。
映像機材をはじめ、ヘアメイクや音楽などもサポートされており
編集室ではデュアルディスプレーのMac Book Proが6台。
ソフトは『Final Cut X』『Adobe CS6』『AVID』が
搭載されているとのことだから、
編集ソフトを持っていなくても安心です。
スタジオ以外にも、セミナールームやトレーニングルーム、
ミニキッチンやミーティングルームもあるそう。
もちろん利用するには、いくつか条件がありますが
基本的には無償で行えます。
YouTubeスタッフとの企画調整を行った上で、この施設での撮影が可能。
大事なのは、その企画が他のクリエイターと
コラボレーション・シェアできるかどうか。
複数のアイデアや企画が折り重なり、
新しいコンテンツが生まれるのかもしれませんね。
YouTubeでの動画視聴は、基本的には無料。
有料で番組を配信することも、多々ありますが
あまり普及はしていないようにも思います。
もともとインターネット上の動画は無料で視聴することが
前提でもあったため、有料配信となると視聴者には
少し抵抗がでてしまうのかもしれません。
そんな有料視聴のシェアは一体どのくらいあるのか。
下記にリンクした記事で、調査結果が書かれていました。
有料動画サービスは根付くか?利用率は5.8%【動画配信ビジネス調査報告書2013】
(2月14日MarkeZine記事より)
http://markezine.jp/article/detail/17214
“インターネットメディア総合研究所が販売する
『動画配信ビジネス調査報告書2013』によると、
有料の動画配信サービス利用率は5.8%であることが明らかになった。”
10代20代30代と、年代別の統計もありますが
全体としては少なく、限定的であるようにもみえます。
ただ、男性の30代は11.9%もあり、
見る方が必ずしも少ないというわけではありません。
実際、当ブログ執筆者の私も「Hulu」という
有料動画配信サービスを利用しています。
「Hulu」は、定額を支払えばいくらでも見ることができるサービス。
支払うのも1000円前後で、それほど負担になる額ではありません。
比較的映画などの映像作品をレンタルショップで借りて
視聴するスタイルを繰り返していたので、
それと考えれば定額のサービスのほうが、
借りに行く手間もなく、返却する面倒もありません。
ましてや、金銭的にもこのサービスのほうが
安く済むとわかったので、利用するようになりました。
もちろん、有料だけでなく無料の動画も
時間があるときには何気なく閲覧してしまいます。
時間があっという間に経過してしまうのもありますが、
面白そうと感じた一本の映像から、数珠つながりに、
動画が閲覧できるのは楽しいですよね。
有料であれ無料であれ、動画を配信する側と見る側が
近くにあるインターネットの世界。
日本の文化が、動画を介して様々なところで伝わると良いですね!
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより