【ITニュース】フィッシング詐欺手口を知り被害を未然に防ぐこと
インターネットバンキングの詐欺被害は増え続け、
平成26年には約29億1000万円という被害額にのぼり
情報を盗み取る手口も巧妙化しています。
先日行なわれた一般社団法人JPCERT/CCの調査では、
フィッシングサイトの半数以上が金融機関を
装ったものであるという結果が発表されました。
『フィッシングサイトの半数以上が金融機関を装う–
JPCERT/CCレポート(JPCERT/CC)』
(2015年10月9日ScanNetSecurity記事より)
http://bit.ly/1M0GxVl
フィッシングサイトは大量に作成された.comドメインが
使用されており、大半は香港のIPアドレスが
割り当てられていたということです。
詐欺サイトは、新たな手口の登場やセキュリティに関する情報を
こまめに収集することによって被害を未然に防ぐことができます。
最近ではアプリケーションを購入したり音楽を
ダウンロードしたりする際に利用する『Apple ID』の
サインイン画面を騙った偽サイトが登場しています。
『Apple IDのサインインを求める偽サイト、日本でも10月に入って報告が急増』
(2015年10月29日INTERNET Watch記事より)
http://bit.ly/1P97J8N
AppleIDのアカウント情報を詐取するための
フィッシングサイトは数年前から月に4~5件程度ありましたが、
今年の10月に入り急増しているということです。
この情報を盗まれると連絡先やメールのデータにアクセスされて、
なりすましメールを送信されたり、クレジットカードを使用した
金銭的被害を被ったりする可能性が高いので、似た画面だからと
つい信用して情報を入力しないよう十分にお気を付け下さいね。
また金融機関を騙ったりクレジット情報を登録している
サイトの名を偽ったりする箇所から怪しいメールを受け取ったとしても、
落ち着いて信頼できるかどうか疑いの目を持ちながら
一つずつ確認して冷静に扱っていきましょう。
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