【保守サポート】緊急事態において損害を最小限に抑えるためのBCP策定
本日もITサポートに関する用語を解説してまいります。
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
「IT保守サポート用語集」
http://bit.ly/1sTPWVV
本日ご紹介するのは業務・管理関連の用語。
皆様は「BCP」という言葉をご存じでしょうか。
Business Continuity Planの頭文字をとったもので
大災害やテロなどの緊急事態に陥った場合に、
事業活動の継続や復旧を迅速に行うための
事業継続計画を指します。
損害を最小限に抑えるために重要な役割を果たします。
策定後も社内に周知・共有を行い、
定期的にテストや訓練をすることが大切です。
一般的な防災計画とBCPの違いは、
防災計画が人やモノにおける被害を軽減する目的のもと
策定されるのに対して、BCPは緊急事態後の事業の継続
や早期復旧などを取り決めます。
中小企業や商店などの企業では災害が発生した場合、
資金繰りが厳しくなり倒産や経営悪化に繋がる恐れがあります。
業務が停止すると、お客様や取引先など各方面にも
当然影響が出てしまいます。
事前にしっかりと、災害後の業務を早急に立てておくこと。
BCPを導入することは自社の経営実態の把握や経営管理の
再確認にもつながります。
中小企業向けにBCPの普及を促進する目的で作成された
「BCP策定運用指針」が中小企業庁HPで閲覧できます。
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/
ぜひBCPに対する理解を深め、策定にお役立てくださいね。
その他「IT保守サポート用語集」では様々な用語をHPに掲載しています。
ブックマークなどに入れて、ぜひご利用下さい。
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。