【ITニュース】ユーザーに与える仕様変更の影響
先日、Twitterに新しい機能が追加されました。
この仕様変更が、いろいろと物議をかもしているようです。
「Twitterで人のタイムラインが見えるようになった」(Tech Crunch japan記事より)
http://jp.techcrunch.com/archives/20110526now-you-can-see-twitter-the-way-i-see-twitter/
自分がフォローしている人たちの
書き込みを集約したリスト=タイムラインは、
基本的に自分のリストであるため、他人のものは見ることができません。
それが今回、他人のタイムラインが覗けるようになったとのこと。
実際私も試してみましたが、どこか他人の部屋を
盗み見しているかのような気分になり、
実用的ではないなという印象を受けました。
逆に自分のタイムラインを見られているかもしれないと思うと、
あまりいい気分のするものではありませんよね。
ストーカーを助長するという意見も中にはあります。
ただ、考えられるメリットのひとつに、
自分のフォロワーを増やすため
尊敬する著名人のタイムラインを参考にできるということ。
利用するかしないかは本人次第ですが、
自分のタイムラインを見られるというのは、
どこか不思議な気持ちがするものです。
何かしらシステムを導入したり、サービスを利用していると
仕様変更は日常茶飯事にあります。
「現在あるものを、よりよくしていこう」という意図のもと
企業努力があることもよく理解はできます。
ただ使い慣れたものが消えていく、
不要な機能が追加されることは、本意でないですよね。
Facebookも、以前あったボタンがなくなっている
(もしくは追加されている)ということがしばしば。
3月をもってカスタマイズタブを作成できる
スタティックFBMLが利用できなくなったことには少し驚きました。
代わりに「iframe」というサービスが追加されています。
カスタマイズの難易度が高くなったといわれており、
どちらかというとプロがカスタマイズする際、
自由度の幅が増えるそうです。
発展途上のシステムは常に、
変化についてく必要があるのかもしれませんね。
ユーザーにとって、何が使いやすくて何が使いにくいのか。
事前に調査も必要ですが、さらには機能追加するにしても
選択肢をひろげていればいいのではないかと思います。
「必要ない」と思えば表示しないように、使わないように設定できる。
改善という名で押し切り、変化を求めてしまうことは
最終的にユーザー離れにつながってしまうように、思えてなりません。
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仕様変更の話でしたが、これはあれば便利だと判断したため
遅ればせながら弊社のブログでも「ツイート」ボタンを設置しました。
今後「いいね」ボタンなどFacebookとも連動していく予定です。
メモ代わりなどにぜひご活用くださいね。
今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより