【ITニュース】キュレーションの意味と必要性
2011年頃から、少しずつ使われるようになった言葉。
「キュレーション」。ご存じでしょうか?
英語で書くと「curation」。世話役などの意味を持ちます。
美術館や博物館の学芸員を「キュレーター」と呼んでいました。
そこから、「情報を収集・分類・共有・創造」することを
「キュレーション」と定義するようになっています。
そんなキュレーションのサービスは11年頃から増え、
最近では自分の好きな情報を収集して毎日定期配信してくれる
サービスがあります。
「ニュースキュレーションサービス「Gunosy」、iPhoneアプリを公開」
(1月31日CNET記事より)
http://japan.cnet.com/news/service/35027580/
Gunosyはニュースのキュレーションサービス。
自身のTwitterやFacebook、はてななどのSNSで
書き込んでいる内容や行動データをもとに、
ユーザーにあわせてニュースを配信するものです。
自身の書き込みから情報を集めるため、
より興味・関心にあった情報が届きます。
使い続ければ続けるほど、精度はあがるとのこと。
当ブログ執筆者の私も、このサービスを去年から使い始めました。
毎日定期配信されるため、何気なく目を通してしまいます。
また、好きな情報が比較的精度高く届くので、
ブックマークしたり、または参考にしたりしています。
興味関心の内容自体がどこまで
カバーされるのかはわかりませんが、
とはいえ、効率的に情報収集ができるツールのひとつ。
そのような記事のキュレーションサービス以外にも
年間約5000点ほどの刊行がある「ビジネス書」の
キュレーションサイトもありますよ。
「自分に最適のビジネス書を効率よく選べる
キュレーションサイト「bookvinegar」」
(2月1日 DIAMOND IT&ビジネス記事より)
http://diamond.jp/articles/-/31403
それぞれの本の要約があり、感想も簡単に書き込み、共有ができるそう。
様々なビジネス本が刊行される中で、
その本に「影響を与えている書物」の掲載もあるとのこと。
本は数珠つながりで読み進めると、
本意を組み止めることが多々あります。
そのような意味でも、ビジネス書が好きな方は
おすすめのキュレーションサイトにはなるのではないでしょうか。
情報が溢れている今。
ネットで視認する情報は、常に流れ去り
記憶にとどめるものも多くありません。
そんな中での「キュレーション」という行為。
どのように情報をまとめるか、そしてそのまとめた情報で
どのような新しい価値を創造するか。
ただ単純に情報を流れるように扱うのではなく
「咀嚼」することが、必要となっている証拠かもしれません。
表面的な理解よりも、本質的な理解をするために。
引き続きキュレーションという概念は
広がっていくのではないでしょうか。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより