『MVNOの利用者満足度は62.7%！品質でも高い満足度。事業者ではmineoがトップ』
（2016年6月30日iPhone Mania記事より）
 
WebアンケートでMVNO利用者3,690人を対象に行ったMVNO利用状況に関する調査。
 
MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの頭文字をとったもので、
仮想移動体通信事業者と訳されます。無線通信インフラを自社で持たずに
他社から借り受けて通信サービスを提供している事業者のことです。
ユーザーにとっては月々にかかる料金を安くすることができたり
独自のサービスを利用できたりといったメリットがあるとされています。
 
このMVNOが提供するSIMカードを携帯電話やスマートフォンに
セットすることでキャリアの端末と同様に通信ができる「格安スマホ」となります。
 
ちなみにSIMとはSubscriber Identity Module Cardの頭文字をとったもので、
電話番号や固有の識別情報が記録されたICチップカードを指します。
利用者を特定する役割を果たし、サイズは「標準SIM」「マイクロSIM」「ナノSIM」
の3種類があり利用端末、機種によって使うカードが異なります。
 
今回の調査で「大変満足」「やや満足」の合計総合満足度は62.7％と
6割以上の利用者がMVNOに満足していることがわかりました。
 
利用者はどのような面において満足しているのか。
もっとも満足度が高かったものは「月額費用」で87.4％。
次いで「データ容量」「初期費用」「回線速度」「回線安定性」。
 
そして他人へ「MVNOを勧めたい」と回答したのは全体の67.9％。
「勧めたくない」は5.5％でしたのでおおよそ10倍の差が明らかとなりました。
費用面を重視する人にとっては十分満足、快適に利用できるのかもしれません。
 
端末についても、現在は最新OSが搭載されていたり国内外で
人気のある端末もあったりとデザイン・機能ともにお気に入りの端末を選ぶことができます。
  
先日、根強い人気のあるiPhoneの提供がMVNOで利用開始するという
ニュースも発表されました。
 
『MVNO初のiPhone提供　格安スマホ競争激化　低価格や独自端末で差別化』
（2016年6月29日ITmediaニュース記事より）
 
KDDI子会社のUQコミュニケーションズが発売するのはiPhone5s。
7月15日より、UQ mobileのオンラインショップおよび取扱店舗において
販売を開始するということです。
 
長年キャリアの携帯電話を利用してきた方にとっては、
「格安スマホはよくわからない」「契約が難しそう」など、
感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
 
しかし現在、MVNO事業者が独自の料金プランで提供する
「独自サービス型SIM」の市場規模は約540万回線と規模は拡大しており、
ユーザーも依然は30～40代の男性が中心だったのが、いまは若い女性や
ファミリー層にまで広がっています。
 
下記のようなおすすめ格安SIMの診断サイトもありますので、
月額費用を抑えたいという方はぜひ格安スマホを試してみてはいかがでしょうか。
 
「SIMチェンジ　おすすめ格安SIM診断」
http://simchange.jp/try/input/

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