【ITニュース】企業の態度と対策によるプロモーション
企業のSNSツールが炎上し、そこから企業内の体制が
大きく変わるケースが近頃ありました。
ファッション大手ECサイトである
「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ。
11月から商品の購入に関して送料を完全に無料とすることが決まりました。
「スタートトゥデイ、ZOZOTOWNの配送料を11月1日より完全無料化」
(CNET JAPAN10月31日記事より)
http://japan.cnet.com/news/business/35023819/
またポイントの還元率も今までの1%から10%へ。
自社内や、ZOZOTOWNのホームページ上で行ったアンケートにより
今回の実施を取り組むに至ったとのこと。
しかしながらここにくるまでには、色々と経緯がありました。
ソーシャルネットワーキングサービスのひとつである、
ミニブログの「Twitter」。
スタートトゥデイ前澤社長がつぶやいた内容が
一部暴言と受け取られるようなもので、結果炎上というかたちになりました。
内容は送料に関するもの。
送料の高さを非難する、あるユーザーのつぶやきを発見した前澤社長が
「もう買わなくていい」という内容を書き込んだのです。
31日に開かれた決算会見で、彼は謝罪し下記のように述べています。
「ゾゾタウンは生まれ変わり、私自身も心を入れ替えます」。
その上での11月からの送料無料とポイント還元。
彼の発言に問題があったとはいえ、このような対応を素早く行うことは
ある意味でひとつの「プロモーション」とも言えるのかもしれません。
炎上・問題が発生してからの「態度」というのは
今後の企業の方向性を多いに決定づけます。
「炎上マーケティング」という言葉がちらほら耳にもしますが
意図するプロモーションではなくとも、
結果ユーザーに対する姿勢がはっきりと明確化されているのであれば
企業の印象は逆によくなることもありますからね。
経営者のつぶやきが大きく問題になることもあるように、
ネット上では様々な誹謗や中傷など好ましくない言葉が氾濫しています。
Twitterは簡単にはじめられることからか、
芸能人のなりすまし、あるいは暴言や殺人予告なども
ちらほらと見受けられるようになりました。
なぜそのような事が行われるのでしょうか。
顔がみえないからか、あるいは画面の向こう側にいる自分自身は
強い気持ちでいられるのでしょうか。
理解しがたい行動ではありますが、ふと思うのは
「あなたはその人を目の前にしても、同じことを言えますか?」。
人の醜い部分は、言葉を通じて相手を傷つけます。
インターネットに公開する1クリックの前に、
どんなことでも、そう一歩考える余裕を持ってほしいものです。
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより