【保守サポート】リカバリを行う際の注意点
本日もIT保守サポート用語集の中から
いくつか抜粋して、詳しくご紹介したいと思います。
http://www.e-cts.jp/?p=489
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、
ぜひ目を通していただけると幸いです。
本日紹介するのは、「リカバリ」という言葉。
先日用語紹介で簡単にご案内したばかりですが、
もう少し詳しく解説いたします。
リカバリは、日本語に訳すと初期化。
工場を出荷した状態のPCは、アプリケーションやデータ、ドライバが入っておらず
まっさらな状態です。その状態にPCを戻してしまうことです。
インターネットの設定や作成したファイルが
消去されるわけですから、
リカバリを実行する前は必ずバックアップをとる必要があります。
そして、このリカバリを実行する際は
リカバリディスク(リカバリCD)を利用します。
こちらはPCを購入した際に付属品としてあるものもありますが、
一部のPCでは最初のOS環境からリカバリディスク作成を指示する
システムが用意されたものもありました。
ウィルスやレジストリプログラムの破損など、
システムで問題があった際にこのリカバリは有効です。
逆にいえば、ハード面で問題があった場合、
リカバリを実行したとしても内部で故障している可能性が高いため
効果のでない場合もあるといわれています。
このリカバリと似た言葉で用いられるのは、「リストア」。
リストアとは、
復元・修復・修繕という意味で、
バックアップされたデータを用いて元の状態に戻すことを指します。
システムやハードディスクの動作が不安定になった場合にリストアを行い、
その際には別の媒体や記憶装置に保存されてあったデータを用います。
リカバリは真っ白な状態に復旧することをあらわしますが、
リストアは破損したデータなどを数日前にさかのぼって
調子の悪くなる以前の状態に戻すことを意味します。
どちらにしろ、データのバックアップはいつでも重要です。
破損してから「しまった!」と困らないよう、
また「面倒だから」と、データを守ることを怠らないよう、
常に意識しておきたいものです。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより