【保守サポート】ブランディング化されたドメインの増加
本日もITサポートに関する用語を解説してまいります。
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
http://www.e-cts.jp/?p=489
本日ご紹介するのは「ドメイン」について。
ドメインは、普段皆さんがインターネットをする際には
必ずといっていいほど、目にしているものかもしれません。
ドメインとは、ネットワークに接続しているコンピューター上の識別子を意味します。
インターネットにおける個別の住所で重複のないよう
ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が一元管理。
URL内またはメールアドレスの@以下に表示される名前を指します。
つまり、弊社サイトだと
http://www.e-cts.jp/ ←「e-cts」の部分。
独自のドメインを設定することができ、
これらは世界で重複することがない、たったひとつの住所なのです。
コンピューターの通信は、IPアドレスといった数字の羅列で識別しますが
人間にとってはわかりづらく、扱いにくい。
そのためドメインがあり、人が見てもわかりやすくなっています。
IPアドレスとドメインを結ぶのはDNS。
DNSは「domain name server」の頭文字をとったもので、
ドメインをIPアドレスに変換するサーバーです。
最近では、ドメイン名もさらに解りやすく、
ブランディング化されたものも登場しつつあるようです。
『ニューヨーク市、独自のウェブドメイン「.nyc」を取得–米都市で初』
(2013年7月3日CNET JAPAN記事より)
http://japan.cnet.com/news/society/35034224/
ニューヨークの住人や企業が、これらのドメインを利用することで
自身のアイデンティティを伝えるのに役立ちそう。
ICANNは年内に、数百ものトップレベルドメインを増やす予定だとか。
今後もさらに、地域に特化されたアドレスが広がっていくと想定されます。
そんなドメインですが、悪用する人も多く
ドメインを有名企業のそれに似せて、迷惑メールや不正サイトを
開設する悪質な業者も増えています。
『スクエニを騙るフィッシングメールに注意 – 正規メールの文面を悪用』
(2013年7月10日Security NEXT記事より)
http://www.security-next.com/041517
ドメインを、正規のものと似せかけて作成し、
フィッシングメールを送りつける事件が多発しています。
メールを受け取ったユーザーは、そのドメインを確認して
「これは本物のメール」だと勘違いし、URLをクリックしてしまう。
実際悪用ドメインは「b」を「d」と変えていたり、
「l」を「1」としたりと、見落としてしまいがちな部分を書き換えているのです。
不審なメールが届いた際には、ドメイン名が信頼できるものか、
内容が変ではないか、など、しっかり見極める必要がありますね。
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http://www.e-cts.jp/it-support/
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより