Amazonのリアル店舗続々開設

 
Amazonは米国時間9月17日にシカゴに「Amazon Go」ストアをオープンしました。2016年12月にシアトルで１号店をオープンし、今回で４店舗目になります。
 
この「Amazon Go」ストアの特徴は、レジの列に並ばずに買い物を済ませることができるという点です。入店時にAmazon Goアプリをスキャンするだけで、あとは好きな商品を手にとってそのまま店を出るだけ。会計はアプリを通して自動的に済まされる仕組みです。
 
さらにBloombergの情報によると、Amazonは2021年までに3000店舗もの「Amazon Go」ストアをオープンする計画を検討しているといいます。ここまでの規模展開になるとまさしくレジなしコンビニともいえます。いまのところ日本への展開情報はありませんが、人材不足を補うシステムにもなり、今後こうした同様の無人決済システムがリアル店舗でも主流となってくるのかもしれませんね。
 
『アマゾン、2021年までに3000店舗の「Amazon Go」ストアを開設か』
（出典：2018年9月20日　CNETJapan記事より）
 

Amazonオリジナル商品、次は「電子レンジ」

 
2017年11月に発売したAI音声アシスタント「Alexa」（アレクサ）に対応するスマートスピーカー「Amazon Echo」ですが、このたびこのシリーズ関連の新製品が発表されました。「Echo Dot」「Echo Plus」は、デザインも一新され、音質向上などの改良がされています。また、ディスプレイ付き「Echo Show」のディスプレイも7インチから10インチに拡大されています。
 
「Echo Dot」は米国での発売は10月11日、日本では同日予約開始、発売は10月30日となっています。「Echo Plus」は米国での出荷は10月11日、日本での出荷は10月30日。「Echo Show」は米国での発売は10月11日、日本では12月12日の予定です。
 
さらにAmazonは、今回の「Amazon Echo」製品として、なんと電子レンジ「AmazonBasics Microwave」も発表しました。同製品はWi-Fiを搭載し、Echo端末と接続することでAIアシスタントの「Alexa」で操作できる電子レンジです。数十件の「クイッククック」プリセットコマンドがあるので、音声命令だけで自動的に最適なパワーレベル・時間で調理することが可能といいます。米国での発売は11月14日の予定です。
 
ここまでくると、Amazonは今後家電すべてをIoT化、さらには「Alexa」による音声操作できるところまで計画しているのでしょうか。いずれにせよAmazonがより我々の生活に浸透してきていることには間違いありません。
 
『Amazon、10インチディスプレイ付き「Echo Show」を日本でも発売へ　「Dot」と「Plus」も更新』
（出典：2018年9月21日　ITmedia記事より）
 
『Amazon、オリジナル電子レンジ「AmazonBasics Microwave」を11月に60ドルで発売へ』
（出典：2018年9月21日　ITmedia記事より）
 

＞＞ 社内ネットワークに繋がらないなどのお悩みならシーティーエスにおまかせください

 
＊＊＊＊＊＊＊＊＊