【9月第2週】企業間コラボでより便利に! ITで支える物流インフラ
インターネット通販やフリマアプリなどが、生活の中においてなくてはならない社会となりました。そこで重要となるのが物流インフラです。しかし物流業界では人材不足などの問題から、より効率的かつ一元管理できるようなシステムが求められています。
ヤマト運輸のサービス強化策
ヤマト運輸は、宅急便の発送手続きをスマートフォンで完結できる新サービスを発表しました。今回発表されたのは、宅急便の送り状作成から配送料の決済までスマートフォンで完結できる「宅急便をスマホで送る」というサービス。専用サイトにアクセスし、荷物の内容や届け先住所、氏名、配送希望日時など必要事項を入力すると、QRコードを発行。荷物をヤマト直営店に持ち込んで店頭端末でQRコードを読み取り、配送料金を支払って発送できるというものです。
また、「クロネコメンバーズ」の会員なら、アドレス帳から発送先を入力したり、ApplePayやキャリア決済などのオンライン決済も可能。近日中にはLINEの友だちリストからも届け先を選択でき、住所を知らない相手に対しても荷物が送れるようになるとのことです。今後は全国のセブン-イレブン、ファミリーマート約3万9000カ所でもサービスを順次拡大する予定となっており、ますます効率よく宅配サービスを利用することができるようになりそうです。
さらにヤマトホールディングスは8月に、米ヘリコプターメーカーのBellと共同で自律飛行する輸送機の実証実験を行い、飛行時の安全性などを確認したと発表。2020年代前半の実用化を目指しています。空の輸送サービスも今後の物流インフラとして期待が持てますね。
『宅急便の発送手続き、スマホで完結–ヤマト運輸が新サービス』
(出典:2019年09月03日 CNET Japan記事より)
『ヤマトHD、“空飛ぶ宅配”米国で実験 20年代前半に実用化へ』
(出典:2019年08月27日 ITmedia記事より)
荷物の受け取り新サービス
宅配で最も困るのが、荷物の受け取りです。不在による再配達などで何度も行き違いになるなどの経験をした方も少なくないでしょう。そんなとき便利なのが宅配通知サービスです。
昨年からヤフーとヤマト運輸が提供していたYahoo! JAPANアプリへのプッシュ通知サービスですが、佐川急便も同サービスの提供をはじめました。このサービスは、宅配便の配達予定や配達完了、不在通知などの情報が、Yahoo! JAPANアプリのプッシュ通知機能を使って受け取れるというもの。送り状番号や品名など荷物の詳細を、Yahoo! JAPANアプリの配送アイコンや、Yahoo! JAPANのスマートフォン向けWebサイトから確認することも可能です。また、Yahoo!カレンダーに配送予定日時を自動で登録することもでき、アプリの場合は予定の通知も受け取れます。都合が合わない場合は、配達予定日を変更することも可能です。
また、自宅以外で荷物を受取るサービスも今後増えてくると予想されます。荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営するecboは、カフェや美容室など50業種以上の店舗で宅配物を受け取れる新サービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」を発表しました。今回発表されたのは、同社が提供しているサービス「ecbo cloak」の荷物預かり店舗で、宅配物の受け取りができるサービスです。
同社では、店舗は宅配ロッカーを設置することなく遊休スペースを活用でき、自店への集客にもつなげられるほか、物流業界の再配達課題の解決にも貢献したいと、受け取り店舗拡大を進めています。このように各企業同士のITサービスとのコラボが、生活になくてはならない物流サービスの発展につながるといいですね。
『佐川の配達予定、Yahoo! JAPANアプリにプッシュ通知 ヤマトに続き』
(出典:2019年09月04日 ITmedia記事より)
『荷物預かりのecbo、カフェや美容室で“宅配物”を受け取れる新サービス』
(出典:2019年09月10日 CNET Japan記事より)
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