【9月第2週】知っていますか?災害時のネット利用について
今年は特に豪雨、台風、地震といった大きな自然災害が頻発している印象を受けます。そうしたことから防災に対する意識や対策を講じている方も少なくないでしょう。また、こうした災害時にはネットの情報が有効な場合もありますので、その活用と注意点をいくつかご紹介いたします。
災害時におけるインターネットでの情報活用
災害時にはネットワークインフラに障害がなければSNSを使った災害情報や安否確認は役に立ちます。Twitterでは、防災に備えたTwitter活用方法を案内しています。
それによると、災害情報を提供するアカウント、具体的には自治体、交通・インフラ系、報道のアカウントなどをフォローしておくことが望ましいといいます。Twitterライフライン(@TwitterLifeline)や東京都防災(@tokyo_bousai)では災害時に役立つアカウントリストを公開していますので確認してくとよいでしょう。また、万が一実際に被害に遭ってしまった場合は、ハッシュタグ「#救助」を使った救助ツイートも有効といいます。
そのほか、Googleでは「パーソンファインダー (安否情報)」というサービスを提供しています。被災で連絡がとれないといいた人をさがしたり、被災状況を現地から発信、記録することができます。こうしたサイトを、平常時から家族や友人に知らせておき、何らかの災害時にはすぐに活用できるようにしておくことも大事です。
Google パーソンファインダー (安否情報)
https://www.google.org/personfinder/japan
『「救助ツイート使って」 災害時のTwitter活用、公式が呼び掛け』
(出典:2018年8月30日 ITmedia記事より)
デマ拡散やセキュリティにも気をつけて
SNSによる情報収集はすべて有効というわけではありません。悲しいことに、デマや間違った情報も氾濫し大きな問題にもなっています。意図的に情報を撹乱する人もいますが、その情報を鵜呑みにしてRT拡散をしてしまうのも良くないことです。このためにも、前述のような信頼できる公式アカウントのみを見ることに徹するということと、むやみに拡散しないということを意識しましょう。そしてなにより冷静に情報の真偽を見極める目を養うことです。
万が一、自身が被災した場合のハッシュタグ「#救助」を使った救助ツイートは、以下Twitter公式が案内する内容に沿って活用しましょう。
Twitterで緊急救助を求める場合には、#救助 ハッシュタグとともに要請内容、写真、住所または位置情報など、具体的かつ正確な情報をつけましょう。救助が完了したら、報告ツイートするとともに、救助要請ツイートを削除してください。
また、災害等緊急時には「00000JAPAN」といった無料で使用できる公共Wi-Fiが提供される場合があります。しかし、公共Wi-Fiはセキュリティ対策が不十分なものもあります。悪意ある第三者に情報を覗き見られたり盗まれたりする可能性もあります。そうしたことにならないよう、公共Wi-Fiを使用するときにはできるだけVPNソフトを使ってデータ保護することをおすすめします。
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより