【9月第1週】自然災害に便乗した悪質商法に注意!
記録的な豪雨による世界的な災害ニュースが多くなっておりますが、こうした災害時に便乗する悪質な詐欺も多くなります。誠に悲しいことです。最近ではインターネットを使った便乗詐欺も増えていますので注意が必要です。
米国ハリケーン被害に乗じたフィッシング詐欺
米ヒューストンで、500年に一度と言われる洪水が発生しました。これはハリケーン・ハービーの上陸と停滞によるもので、アメリカ本土史上最大となる1,300ミリ以上の雨が降り大きな被害を及ぼしました。地元の一日もはやい復興・復旧を願うばかりです。
当然、各種団体でも寄付などを募っておりますが、こうしたことに便乗する悪質なフィッシング詐欺も発生しています。United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は、「Potential Hurricane Harvey Phishing Scams|US-CERT」において、US-CERTではこうした攻撃の被害に遭わないように以下のような注意を呼びかけました。
・Wise giving in the wake of Hurricane Harvey – Federal Trade Commissionの内容の確認
・電子メールに貼り付けられている身に覚えのないリンクをクリックしない
・電子メールに添付されているファイルを開く時はSecurity Tip (ST04-010) – Using Caution with Email Attachments – US-CERTの内容を参考にする
・セキュリティソフトウェアやそのほかのソフトウェアを最新版にアップデートする
・ソーシャルエンジニアリング攻撃に関してSecurity Tip (ST04-014) – Avoiding Social Engineering and Phishing Attacks – US-CERTの内容をチェックする
・寄付などを募るメールだった場合、BBBのNational Charity Report Directoryなどのリストから対象組織が信頼できる組織であるかどうかを確認する
このように善意の寄付活動に紛れてマルウェアに感染させる詐欺メールも出回りやすくなるのも事実です。本来こうしたことが決してあってはなりませんが、寄付を行う際は十分に注意する必要もあります。
『ハリケーン「ハービー」に乗じたフィッシング詐欺に注意 – US-CERT』
(出典:2017年8月29日 マイナビニュース記事より)
そのほかの各種勧誘被害も
もちろんネットによるフィッシング以外にも、さまざまな便乗詐欺も横行します。豪雨時には雨漏り修理による悪徳業者などの被害事例もあります。国民生活センターでは、大規模自然災害時の便乗商法については以下のような注意を呼びかけています。
義援金詐欺の事例も報告されています。義援金は、たしかな団体を通して送るようにしてください。振込口座がそのたしかな団体の正規のものであることも確認してください。
こうした災害状況下では冷静になることが難しい場合もありますが、このような事例があるということを頭の片隅に常にいれておき、落ち着いて対応することを心がけましょう。また、万が一悪質商法に巻き込まれた場合は警察または全国の消費者生活センターへご相談ください。
『自然災害に便乗した悪質商法にご注意ください』
(出典:国民生活センターより)
全国の消費生活センター等
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより