【8月第5週】9月1日は「防災の日」/アプリ・SNSの活用による災害対策
9月1日は「防災の日」。各自治体・企業様においてもさまざまな防災関連イベント/訓練などを展開しています。最近でも大雨・洪水による被害が報告されていますが、ここ数年の気候変動の影響により前例のない自然災害に見舞われる可能性が高まっているいま、防災アプリの有効性も含め日常からの備えが必要です。
災害に備えて《ヤフー編》
ヤフーでは「防災の日」にあわせて、防災アプリのインストールなど災害への備えを呼びかけています。昨年、ヤフーが行った「災害への備えは十分ですか?」という意識調査によると【「Yahoo!ニュース 意識調査調べ」2018/8/31(金)〜9/10(月)/14,689票)】、「あまり備えていない」「まったく備えていない」という回答を合わせると71.2%に及んでいることがわかりました。また、2019年に調査した「防災グッズの見直しをしているか」という質問に対しては、77%の人が「見直していない・持っていない」という結果になっています。
■災害への備えは十分ですか?
また、同社の「防災コラム」では、地震・大雨・大風などの災害時の行動を、「発生」「避難」「そなえる」に分けて解説していますので、ご家族・または社内での防災対策として一読しておくと良いでしょう。
■地震 そのときの行動とは?(Yahoo!防災速報)
■台風 そのときの行動とは?(Yahoo!防災速報)
上記の基本的な災害対策と同時に防災アプリなどの活用で、より速い行動・対策も可能になります。ヤフーではスマートフォンアプリ「Yahoo!防災速報」を無料提供しています。このアプリでは、地震や津波、土砂災害、洪水など13種類の災害情報の通知を受け取ることができます。通知機能のほかにも、避難場所やハザードマップ、公共機関の連絡先などを確認できる「防災手帳」など機能も順次追加されています。しかし先月の当ブログでも紹介したように、こうした防災アプリ利用もまだ浸透しきれて居ない様子。1分1秒を争う災害発生時にはこうしたアプリでいち早い情報を得ることが重要になる場合もありますので、うまく活用したいところです。
『「災害に備えていない」人は約7割、ヤフーが防災アプリの利用を呼びかけ』
(出典:2019年8月28日 ケータイWatch記事より)
『【7月第4週】水害から身を守るために!防災アプリ最新情報』
(出典:2019年7月26日 IT・保守サポートの日誌より)
災害に備えて《ツイッター編》
Twitter Japanは2019年8月27日、災害に備えるためのTwitter活用法について記者説明会を開きました。その中で、災害時に役立つTwitterアカウントをフォローするよう呼びかけています。
■推奨フォローアカウント:「内閣府防災」「首相官邸」「NHK生活・防災」「地方自治体の防災情報アカウント」など
またツイッターでは、ハッシュタグ「#減災リポート」を付けて投稿した自然災害の被害状況のツイートをWebサイトでリアルタイムに公開する取り組みを進めており、災害時に活用できるサービスの1つとして利用を呼びかけています。あわせて、災害に巻き込まれ、周辺の人などに救助を求める際にはハッシュタグ「#救助」を使うことを推奨しています。ただ、救助された後は混乱を避けるためにもツイートの削除するようにしましょう。
このようにアプリやSNSは災害時の有効なツールとなります。しかし、特にSNS利用時には事実と異なった情報や、デマ拡散による混乱が生じる場合もあります。そのためにも上記の推奨アカウント情報はもとより、情報源をしっかりと見極めた冷静な行動をとるようにしたいものです。
『ツイッター日本法人、「防災の日」に向け災害時のTwitter活用法を紹介』
(出典:2019年08月28日 日経 xTECH記事より)
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより