【7月第5週】ニューノーマル時代の新サービス「スマホ決済・VR会議」
ニューノーマル時代となり、我々の仕事や生活事情が大きく変わりつつあります。そんな変化の波のなか、買い物や仕事でも新たなサービス拡大や社会変様が進んでいます。
非接触決済サービス事情
新型コロナウイルス感染防止のためには極力対面での接触機会を減らすことが重要となります。その中でも、支払い時の現金のやり取り時には従業員と消費者の飛沫感染リスクが高く、加えて現金は不特定多数の人が触れるため感染者が使用したお金が自分の元に来る可能性も高いと言われています。そのため、QRコード決済やタッチ決済といった非接触型の決済方法が広がっています。
MMD研究所は、7月28日に「2020年7月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」の結果を発表しました(対象は18歳〜69歳の男女4万5000人/調査期間は6月26日〜29日)。
現在スマートフォンの非接触決済サービスを利用している5735人に、最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービスについて聞いたところ、トップが「楽天Edy」で26.2%、次いで「iD」が21.2%、「モバイルSuica」が18.3%となり、該当サービスを使い始めた時期は「覚えていない」という回答が30.2%と最も多く、次いで「2016年12月以前」が22.2%となりました。
非接触決済サービスの利用率上位6サービスをメイン利用している各サービス利用者(各n=100)に、メインで利用している非接触決済サービスの満足度を「お得部門」「デザイン部門」「実用部門」「信頼部門」の4部門においてそれぞれ聞いたところ、お得部門は「モバイルWAON」、デザイン部門、実用部門、信頼部門は「モバイルSuica」がそれぞれ部門トップとなり、総合満足度は「楽天Edy」がトップとなっています。
新型コロナウイルスの影響で、今後もこうした非接触決済需要が増えてくるでしょう。そうした時代の中で、スマホ決済やデジタルチケットの活用・導入は、店舗が生き残るためにも必要といえますね。
『非接触決済利用上位6サービスの総合満足度1位は「楽天Edy」』
(出典:2020/7/30 MMD研究所より)
一歩進んだ会議事情
コロナ禍において、多くの企業でもテレワークを導入するなど、我々の働き方も大きく変化しつつあります。それに伴い、ZOOMなどのビデオ会議システムなどを使ってオンライン上でコミュニケーションする機会も格段に増えてきました。しかし、こうしたオンラインで画面越しに顔を見ながら会話できるとはいえ、リアルのコミュニケーションに比べれば物足りない部分は多いという意見もあります。そうした課題を解決できるテクノロジーとして注目を集めているのがVRです。そこにいるような感覚はリアルな社内空間に似たものが味わえることから今人気が高まっています。ビジネス向けVR会議サービスをいくつかご紹介します。
【NEUTRANS BIZ】
スタートアップ企業のSynamon社が開発したVR会議アプリ「NEUTRANS BIZ」は、VR技術の活用によってリアルを超える対話を生み出すビジネス向けのVRコラボレーションサービスです。VR空間を複数人で共有するという新たな体験が人々の創造性を刺激し、ブレストやディスカッションといった現代のビジネスシーンに必要不可欠なインタラクティブなコミュニケーションを活性化します。「NEUTRANS BIZ」は、場所や空間といったリアルの制約にとらわれることのない、新しいコラボレーションの形を実現します。
【Rumii】
RumiiはシアトルのDoghead Simulations社が開発するVRアプリケーションです。自室にいながらホワイトボードや画面共有、3Dデータの共有ができ、アバターや会議室のカスタマイズの自由度が高いです。また、rumiiはHTC Vive、Oculus RiftなどのVR製品のみならず、WindowsやAndroid、MacのOS上でも動作します。なお、機能制限版であればrumiiは無料で使用できます。
このほか面白い試みとして、コンテンツ企画開発・プロデュースのアーチは、Nintendo Switch用ソフト「あつまれ どうぶつの森」の中で“会社説明会”を実施して話題にもなりました。ニューノーマル時代で対面でのつながりが難しい中、今後はVR空間の中での会議やイベントなどが当たり前の世の中になるかもしれませんね。
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