【7月第4週】知っておいて損はない、自然災害時にも役立つITサービス
近年の異常気象により、日本各地における大規模な自然災害のニュースがあとを絶ちません。お盆休みも間近に控え、我々もいつ何時起こりうる事態に備えることも大事です。そんななか大手ネットサービス事業者においても様々な災害対策サービスを展開しておりますのでいくつかご紹介します。
Googleの災害情報サービス
Googleでは、以前より「災害情報マップ」の提供を行なっております。
Googleの「災害情報マップ」
http://www.google.org/crisismap/japan?hl=ja
このサービスでは、レイヤの切り替えにより以下の情報を地図上に表示できるというものです。
・地震/津波/気象
・避難所情報
・災害情報
・公衆電話/災害時用公衆電話
・交通状況
本サービスを利用することで、万が一何らかの災害に見舞われた場合、最寄りの避難所や公衆電話、交通状況などが確認できます。ただしこちらのサービスはスマートフォンアプリはありませんので、パソコンまたはスマートフォンのブラウザから利用する必要があります。
また先日新たな機能として、災害発生時に「Google検索」と「Googleマップ」に緊急時情報を表示すサービス「SOSアラート」の提供開始を発表しました。
近くで大きな災害が発生した際に、関連するキーワードをGooogleで検索すると、災害発生を示すバナーと関連情報が表示されるというサービスです。さらに、AndroidおよびiOSのGoogleアプリをインストール、かつ位置情報を有効にしているスマートフォンでは、ホーム画面にも通知が表示されます。
『Google、検索とマップに「SOSアラート」 災害時に信頼できる情報を提示』
(出典:2017年7月26日 ITmedia記事より)
Facebookの災害情報サービス
自然災害が起きた際、友人や家族と安否を確認し合うことが必要になりますね。そのようなときに迅速に連絡できる機能が、Facebookの「災害時情報センター」です。影響を受けた地域にいる場合には、友人や家族に自分の無事を報告することができます。また、被災地域にいる方の安否を確認することもできます。
本サービスの機能および使用条件は以下のとおりです。
1.災害の影響を受けた地域にいる人からの投稿が十分な数に達すると、災害時情報センターがアクティブになります。
2.災害時情報センターで自分の無事を報告するよう促すお知らせが表示されます。
3.災害時情報センターでは、友達の安否をチェックしたり、支援・サポートを求める投稿や提供する投稿を追加することもできます。
実際に、先日甚大な被害を及ぼしました福岡県・大分県での洪水被害の際もアクティブ状態になりました。
『Facebook、大雨被災地で安否確認機能「災害時情報センター」使えるように』
(出典:2017年7月7日 ITmedia記事より)
このように、ネットの通信インフラが生きていれば、便利・有効に使えるサービスが提供されています。SNSは負のイメージがある一方でセーフティネットとしての活用も十分可能です。いざという時の選択肢のひとつとして友人・家族と情報共有しておくのもよいかもしれませんね。
>> PCやネットワークの遠隔サポートならシーティーエスにおまかせください
*********
弊社では、保守サービスやサポートに関する
facebookページを立ち上げています。
セキュリティの問題や脆弱性の情報を
毎日ピックアップして掲載しておりますので
よろしければお立ち寄りください。
ITサポート&サービス情報局【CTS】facebookページ
http://www.facebook.com/ITsupport.service
今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより