【7月第3週】お子様の夏休みインターネット事情
学生さんはいよいよ夏休みに突入します。本人は部活に勉強に遊びにと、楽しみにしていることでしょう。しかし、こうした時期はパソコンやスマートフォンなどでSNSやインターネットに触れる機会も長くなりがちですので、保護者としては複雑な心境にあるかもしれません。
お子さんのインターネット利用を見守る
小学生にとってインターネットの世界は危険がいっぱい。特にこの時期のお子様は保護者や教職員といった大人がしっかりとサポートしてあげる必要があります。お子様のインターネットの利用方法によっては、犯罪やさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性も。
総務省では、小学生のお子様をお持ちの家庭向けに「国民のための情報セキュリティサイト」を公開しています。ぜひ一読して、家族でネット利用のセキュリティ対策を話し合ってみましょう。そのなかで、パソコンやインターネットを使う際の3つの対策を公開していますが、ポイントとしては以下のとおりです。
1.ソフトウェアの更新
修正プログラムが提供されたら、速やかに更新しましょう。ソフトウェアの弱点(脆弱性)が見つかると、犯罪者によって大切な情報を盗まれる危険性が高くなります。お子様が使っているパソコンやスマートフォンが最新の状態か、保護者の方がしっかりと確認してあげましょう。
2.ウイルス対策ソフト
メールやホームページを閲覧していると、意図せずウイルスに感染する可能性もあります。不用意なクリックや添付ファイルの開封などを行わなければ感染することは少ないですが、ウイルス対策ソフトは必ず入れておきたいものです。
3.パスワードを守る
さまざまなサービスで利用するIDとパスワード。これらの情報を知られてしまうと、さまざまな犯罪に利用されてしまいます。特にパスワードの管理はしっかりと行い、犯罪に巻き込まれないようにしましょう。
以上のようなことに注意し、ご家族内でのネット利用に関するルールなどを作り共有することも大事ですね。
『総務省「国民のための情報セキュリティサイト」』
(出典:総務省より)
高校生の9割がスマートフォンで学習
パソコンやスマートフォンでのインターネットのリスクについてお話してきましたが、最近の高校生ともなるとスマホをイジっているからといって、遊んでいると決めつけるのもよろしくないようです。
学習管理SNS「Studyplus」、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」を提供するスタディプラス株式会社では、高校生の男女、ならびに保護者を対象とした、スマートフォンでの学習に関する意識調査を実施しています。このなかで大変興味深いのが、スマホで勉強したことのある高校生は約9割にもおよぶこと。その理由は「いつでもどこでも勉強できるから」というところです。
上記の理由内訳をみると、「調べ物をするときにインターネットは手軽にできるから(49.0%)」が最も多く、次いで「場所を選ばずに勉強できるから(42.9%)」、「隙間時間で勉強できるから(40.8%)」といった理由が多く、勉強で利用するアプリとして「YouTube(43.8%)」が最も多い回答でした。
一方で、スマホで勉強中に「周囲の大人に注意されたことのある」高校生は36.1%で、勉強中は「保護者には何も言わないで見守ってほしい」と考えている高校生は65.2%となっており、周囲の理解とのギャップがみられるようです。
とはいえ、スマートフォンの操作では遊びと勉強の境が曖昧となってしまうことと、SNS上でのトラブルなどにつながる可能性も否定できないのも事実。やはりここでも前項でも述べたような家庭内におけるコミュニケーションやルール作りも重要となりそうですね。
『スマホで勉強したことがある高校生は約9割とスマホ勉強が定着』
(出典:2018年7月17日 スタディプラス株式会社プレスリリースより)
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